フルミネンセの”お寿司投稿”は本田に向けての皮肉か(※写真は会見時の本田)【写真:Getty Images】

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フルミネンセ公式ツイッターが投稿した写真に両クラブのファンが反応

 元日本代表MF本田圭佑が加入したボタフォゴは現地時間9日、リオデジャネイロ州選手権のフルミネンセ戦に臨み、0-3の敗戦を喫した。

 勝利を収めたフルミネンセは試合後、公式SNSに寿司の写真を投稿。ファンから「いい煽り」「小さなことをするクラブだ」と賛否両論が寄せられている。

 ボタフォゴは現地時間1月31日、本田の加入を正式発表。今月に入って7日には現地入りし、熱狂的なファン約2000人がリオデジャネイロの国際空港で歓迎していた。すでにユニフォームも3万枚売れたと報じられるなど“本田フィーバー”が起こっている。

 そんななか、フルミネンセ戦は0-3の完敗。試合後にはアルベルト・ヴァレンティン監督の解任が発表されるなど、難しい状況を迎えている。一方、フルミネンセは同地区のライバルを叩きのめした格好だ。

 同クラブの公式ツイッターは試合後、「こんばんは! 夕食はもう終えたかな? 私たちから、オスカー授賞式のお供におすすめ!」と綴り、皿の上に乗せられた3種類の寿司の写真を投稿。本田の加入により話題をさらっているボタフォゴを皮肉ったものと見られ、挑発とも取れる形でボタフォゴ戦の勝利を祝っている。

 この投稿に対して、フルミネンセのファンは「もっとやってやれ!」「一つください」「いい煽りになっているね」と反応。ボタフォゴのファンからは「本田はプレーしていなかったのに?」「面白いとでも思ってるの?」「小さなことをするクラブだ」と辛辣な意見が多く寄せられており、SNSでの話題作りという面では成功しているようだ。

 今回は思わぬ形で話題となってしまったが、本田が現地でも注目されていることの証明とも言える。今後迎えるデビュー戦では、ピッチ上で大きなインパクトを残すことに期待したい。(Football ZONE web編集部)