新章に挑む本田圭佑を神様・ジーコ氏が語る「年齢は問題ない」「高いクオリティがある」

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ボタフォゴへの正式加入が決定した本田圭佑。新たな挑戦の場は自身7カ国目となるブラジルだった。

これまでアジア、ヨーロッパ、中米、オセアニアと様々な地域でプレーしてきた本田が、初めて南米でサッカーをプレーする。

加入決定前からボタフォゴも本田の加入を盛り上げ、ファンも大きな期待を寄せているものの、気になるのはコンディションだろう。

2019年7月にメルボルン・ビクトリーを退団し、フィテッセに加入したのは11月。しかし、エールディビジで4試合出場に終わり退団。無所属の状態が2カ月近く経っていた。

そんな中、“サッカーの神様”とも呼ばれ、かつては日本代表の監督をつとめ、現在は鹿島アントラーズのテクニカルディレクターを務めるジーコ氏がブラジル『グローボ』で本田についてコメント。新天地ブラジルでの活躍を願うとともに、本田を高く評価した。

「上手くいくことを願っている。年齢は問題ない。おそらく、彼がサッカーがトップレベルの国でプレーする最後の機会になるはずだから、このチャンスを利用できることを願う」

「ロシア、イタリア、オランダ、メキシコにいた…最後はオーストラリアだったね。常に良いフィジカルコンディションと高いクオリティを持っていた選手だ。上手く楽しみ、重要な存在になり、ブラジルのサッカーが開かれた新しい市場にしてもらいたいね」

「彼は高いテクニック、優れたパス、エリアへの良い入り方、素晴らしいシュートを持っている」

「日本代表としてワールドカップを良い形で過ごし、ミランとCSKAモスクワで際立っていた。私が代表の監督だった時、彼には電話しなかった。なぜなら、彼がとても若かったこと、そして国内最高の中盤を持っていたからだ」

「ただ、高いクオリティを持っている。最後のプレーを見たのは、ロシア・ワールドカップだった。それ以来、プレーを見たことはないけど、彼が良い選手だということを忘れてはいけない」