東出昌大を信じた杏の悲痛…格差婚と言われても応援し続けた
1月22日に文春オンラインが報じた、杏(33)と東出昌大(31)の別居。同サイトによると1月上旬に2人は別居し、離婚危機に直面。原因となったのは、東出の「未成年不倫問題」だという。
同日、東出の所属事務所はコメントを発表した。「書かれている事柄はほぼ事実と判明しました」「これらのことは東出の愚かさ、未熟さ、責任感の欠如が引き起こした事柄」と明かし、「今回の別居は離婚へ向かうものではなく、なんとか修復へのステップを踏むための冷却期間と聞いております」としている。
東出と杏は13年9月の朝ドラ「ごちそうさん」(NHK総合)での共演をキッカケに交際をスタート。15年の元日に結婚し16年5月には双子の女児、そして17年11月には男児が誕生している。
2人は結婚当時、“格差婚”と言われることもあった。「ごちそうさん」で大ブレイクした杏は、14年4月に放送された主演ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系)で国民的女優としての地位を築いたためだ。
「ドラマの平均視聴率は16%と好成績を記録。杏さんのギャラも倍に跳ね上がりました。その出演料は、当時の東出さんの4倍だったともいわれています。東出さんが焦りを見せることもあったようですが、それでも杏さんは信じて見守ってきたのです。東出さんは15年5月に公演された舞台『夜想曲集』で舞台初出演にして初主演。大役のあまり当初は出演するかどうか悩んでいたそうですが、そのときも彼女は『今こそチャンスじゃない。頑張って!』と送り出してあげたそうです」(芸能関係者)
杏の存在は、東出の俳優人生に欠かせないものだった。18年10月16日に放送された『チマタの噺』(テレビ東京系)で、彼はこう語っていた。
「10代後半から20代前半は『お金が足りない』『頭が足りない』『お酒が足りない』っていう連中と日々、ドンチャンやって……。クズみたいな掃き溜めみたいなところで生活していた」
そんな彼を変えたのが、他ならぬ妻の杏だった。番組のなかで、東出は彼女と出会って「だいぶ更生された」とも語っている。
杏のサポートもあり、東出は一躍スターダムへと駆け上がった。18年9月に公開された映画「寝ても覚めても」は第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品された。また今月16日からスタートした桐谷健太(39)とのW主演ドラマ「ケイジとケンジ 所轄と地検の24時」(テレビ朝日系)も、初回放送の視聴率が12%を記録。好発進を切ったばかりだった。
東出は昨年7月、本誌で「心血を注いで作ったものしか、後の世に残らない」「ですから、全力で誠実に仕事をしていきたい」と語っていた。一家の幸せに、その誠実さを向けることはできなかったのだろうか――。