突然だが、こちらの写真をご覧いただきたい。


目撃情報相次ぐ(画像は大山美鈴(@misuzuoyama)さんから)

こちらは、ツイッターユーザーの大山美鈴(@misuzuoyama)さんが2020年1月19日に投稿した写真である。トラックにくくり付けられているのは、巨大な海老のモニュメントだ。

突如として目に飛び込んできた海老に、

「どこかに行くエビ」

とだけつぶやく大山さんの投稿には、このような反応が寄せられている。

「東京駅の近くで見た事があります!」
「私も数年前バス乗り場行く途中に見ました」
「八重洲で遭遇しました!」

一体ナニモノなのだろうか...。話を聞こうにも、場所が分からず。すると他の投稿に、

「オマール海老つかみどり 八重洲名物海老バル」

という看板が、海老のモニュメントの横に掲げられている写真を発見した。

この情報をもとに、Jタウンネットは21日、「yaesu海老バル」(東京都・中央区)を取材。広報担当者に確認すると、

「海老は弊社のもので間違いないです」

と明かした。

6年間「お家」を探している

yaesu海老バルの担当者に、ツイッター上で話題になっていることを伝えると、

「知っていますよ!」

とのこと。なんでも開店した14年1月21日から海老はいるという。

「本当は入り口に置きたかったですけど...入り口が狭くて置けませんでした...。置き場所を探している最中でして、トラックの上に載せる形をとっています」

海老の「お家」を探しているという担当者。基本的には、店前の駐車場に停めていることが多いという。

「お店の前を中心に、八重洲近辺を移動しています。営業時間までは店前にいることが多いので、皆さんに見つけていただきたいです(笑)」

移動する理由を聞いてみると、店前のコインパーキングが関係しているとのこと。それ以上は秘密だそうだ。

そして偶然にも、yaesu海老バルはこの日オープン6周年を迎えた。担当者にそのことを伝えると、

「本当ですね...!取材をしていただいて、率直に嬉しいです。友人からも(話題になっていることについて)連絡がきたんですよ。『海老バールくん』も喜んでいると思います」

と話していた。この海老、そんな名前だったのか...。

なんだか八重洲の名物になりそうな雰囲気だ。