コストコで販売されている『ハニーキウイ(Tropikiwi)』をご存じでしょうか。

米国産のキウイフルーツです。丸っこい形状で、自然な感じの甘みが特徴的。ニュージランド産のゼスプリキウイと比べると、けっこう控えめな甘酸っぱさという感じですけど、じわじわくる甘みを好む人もいそう。ちょっとした個性派です。

Wild River|ハニーキウイ|1,498円

『ハニーキウイ』は1,498円(税込、品番 14079)。内容量は1.6kg、個数にして18個(前後するかも)。1個あたりの重量は約89gでわりと小ぶり、単価は約83円。コストコで見かけるキウイフルーツというと、ゼスプリのニュージーランド産が多い気がしますが、本品はアメリカ・カリフォルニア産。米Wild Riverが生産する「Toropikiwi(パッケージ記載名)」という品種だそう。生産元の情報によれば、カロリーは1個(91g)あたり56kcalです。

どんな味?

楕円形ではなく丸みを帯びたカタチが特徴。だいたいのキウイフルーツと同様、軽く握って、ちょいとやわらかい感触があれば食べごろと考えてよいでしょう。

やや大雑把な比較とはなりますが、ゼスプリのキウイと比べた場合、「甘酸っぱさに鮮やかさがない」という印象なんですよね。おいしくないという意味ではなく、甘酸っぱさの質が違う感じかな。しっかりとした糖度は感じさせるものの、(大げさに言うと)塩をまぶしたようなちょっと鈍い甘酸っぱさ。おそらく酸味の中のピリッとしたさわやかさが薄いせいかも。ある意味ナチュラルな味わいとも言えるでしょう。で、熟成が進むと、さらに酸味がおだやかになり、甘みがどっしりと構えた風味になります。

アメリカ産『ハニーキウイ』を選ぶか、ゼスプリのキウイを選ぶか。好みの問題ですけど、無難なチョイスならやっぱりゼスプリですかね〜。