フィテッセを退団した本田圭佑【写真:Getty Images】

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フィテッセ退団のスルツキー監督を追い、露1部ルビン・カザン移籍の可能性を現地報道

 オランダ1部フィテッセは23日、今年11月に途中加入した元日本代表MF本田圭佑の退団を発表したなか、日本人アタッカーが恩師を追ってロシアリーグに電撃移籍する可能性があるようだ。

 ロシアメディア「News.sportbox.ru」が伝えている。

 昨季限りでオーストラリア1部メルボルン・ビクトリーを退団した本田は無所属の状態が続き、今年11月にかつてプレーしたオランダリーグに復帰。リーグ戦4試合に出場するも、シーズン途中に本田獲得に動いたレオニード・スルツキー監督が辞任し、その後は出番が減っていた。

 フィテッセの公式サイトを通じて本田は退団の理由に言及。CSKAモスクワでも指導を受けたスルツキー監督の辞任が大きかったと明かしている。

「僕はクラブを去ることを決めた。僕がここに来たのは状況を変えるためだった。それがミッションだったが、できなかった。そして、(レオニード・)スルツキーはクラブを去った。少なくともその責任を感じている。だから冬の後もここにいることはできない。でも本当にサポーターやチームメイトのみんなには感謝している。また会いましょう!」

 再び無所属となった本田だが、新天地候補としてロシア1部ルビン・カザンが浮上しているという。フィテッセを退任したスルツキー監督は、12月19日にルビン・カザンの指揮官に就任。ロシアメディアは「ホンダが、スルツキーのいるルビンに行くかもしれない」と報じ、「元CSKAの本田がロシアリーグに復帰する可能性もある」と続けている。

 ルビン・カザンは前半戦を終えて16チーム中13位と低迷しているなか、本田が再び恩師とタッグを組むことになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)