混浴女子とめぐる!ニッポン秘湯図鑑第二十五回 山形県・新高湯温泉 吾妻屋旅館 文・写真:蜜月檸檬

こんにちは、混浴温泉に魅せられて全国の秘湯をめぐっている蜜月檸檬です。毎回ひとつの混浴温泉にスポットを当てて魅力をお伝えしているこの連載。今回は、山形県にある「新高湯温泉 吾妻屋旅館」をご紹介します。

旅館の前の道から丸見えの混浴露天

吾妻屋旅館は山形県米沢市の山深い場所にある温泉宿。

秋望む山道を登っていくと、宿にたどり着く手前に混浴の露天風呂が現れます。道から丸見えの開放的なロケーションの露天風呂からは湯気が立っていました。

遠くの山々まで見渡せる

道を少し登ったところにある宿で受付をしたら、道中で眺望露天風呂へ向かいます。

脱衣所から出てすぐ広がる湯船からは遠くの山まで望むことができます。

混浴露天からの眺望

吾妻屋旅館の露天風呂の中で一番広い眺望露天は、囲いがなく道からも見えるのでかなり開放的。丸見えのロケーションにも混浴にもドキドキする露天風呂です。

訪れた時は露天風呂が美しい紅葉に包まれて素晴らしい眺めでした。

眺望露天風呂の隣には樹齢250年の栗の木の根っこをくり抜いた湯船の露天風呂もあります。こちらも混浴で眺望が良く、おひとりさまサイズなので貸し切り風呂のようにゆっくり入ることができました。

滝を見上げて入る露天風呂

吾妻屋旅館には他にも混浴の露天風呂があります。

眺望露天風呂の脱衣所で一旦服を着て坂を登ると、迫力ある滝見露天風呂にたどり着きます。

滝を見上げて入る滝見露天風呂

滝見露天風呂も囲いがないのでとても開放的ですが、坂を登りきった突き当たりにあるので、こちらは周りからの視線を気にせず入ることができます。

滝の音を聞きながら大自然に囲まれて混浴温泉を楽しめる露天風呂。

程よくぬるめの温泉に浸かりながらマイナスイオンに包まれてリラックスできました。

眺望露天風呂は年間通して入ることができますが、滝見露天風呂に入れるのは11月上旬くらいまで。なので、美しい紅葉の季節に訪れるのもおすすめです。

吾妻屋旅館は日帰り入浴ができる日もあります。

宿泊をすると24時間温泉に入ることができるので、夜の山の雰囲気を感じながらの露天風呂も素敵ですね。

筆者:蜜月檸檬(みつげつ・れもん)混浴温泉に魅せられて全国の秘湯をめぐっている混浴女子。ウェブサイト「混浴STYLE」を運営。混浴温泉情報を紹介しています。ライター、混浴温泉モデルも担当。混浴温泉でお会いした方とおしゃべりするのが好き。Instagram(@konyoku_style):Twitter(@konyoku_style)