木村拓哉『グランメゾン東京』の役柄にかけた “らしい” 言葉のチョイスで挨拶
「料理は全部、自分で作ってます。パリの撮影では手長海老の料理をワンシーンで16人前作りました。あとでスタッフが美味しくいただきました(笑)」
ドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の制作発表に木村拓哉が登場。フレンチシェフを演じる本作での秘話を明かした。
フランスのパリでクランクイン後も撮影は順調のよう。
「今現在、撮影現場では3話まで撮り終わっています。大変なのは僕たちではなく、スタッフのみなさん。例えば、どのくらい料理に照明を当てて、いちばん美味しく見えるベストなのはどこなんだろうと。
においを届けることができないテレビドラマという世界で、日々、頑張っています。もう着々といろんなお皿に僕らは手をつけていますので、できあがったものを最後までじっくり楽しんでいただければと思います」
「裕太」でキュンキュン
1話では、共演の沢村一樹に胸ぐらをつかまれる激しいシーンもあった。
「実際に何回も撮影したため、ずっと沢村さんが“絶対、家で風呂に入るとき、全部脱いだら僕の手の痕がついているはずだから”って気にしてくださっていて。“本当についているのかな?”ってパッと脱いだら、確かにくっきり痕がついていました(笑)」
そんな木村のセリフの覚え方にはこんな特徴があった。
「まず、国語の授業みたいに、そのシーンの中で、いちばん大事なワードってどれなんだろうって、僕だけじゃなく他人のセリフも含めて探すんです。それで、これかなっていうものをマルで囲んで、そこから自分のセリフを読むようにしています」
そして、会見では、“現場でお互いをどう呼び合っているか”が話題に。すると木村が、
「セットでは役名だけど、現場ではあだ名とか」と話し、事務所の後輩でもある玉森裕太については下の名前で呼んでいると告白。
続けて及川光博が、
「呼ばれると現場でキュンキュンしているんだよね」
と暴露すると玉森は、
「はい、呼ばれるたびに心拍数が上がります」
と話し木村を見つめ照れ笑い。
そして最後は、木村、沢村、及川光博の3人が声を合わせて、
「裕太〜!」
とコールすると、会場は笑いと拍手に包まれた。
「僕たち全員で力を合わせて作っていきますので、ぜひご来店ください」
最後にこう締めくくった木村。
早くも息ぴったりなメンバーで、この先どんな“ひと皿”を作り上げていくのか楽しみ☆