栄養状態もメンタルに影響するってホント?

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 最近、ちょっとしたことでイライラしたり、不安な気持ちになることはありませんか?

メンタルの不調は、栄養素の欠乏によって引き起こされることもあります。

たとえば、神経伝達物質の「セロトニン」の不足は、うつ病の一因となることがわかっていますが、このセロトニンは、「トリプトファン」というアミノ酸が材料です。

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トリプトファンが多い食材は?

トリプトファンが多く含まれている食材は主に、豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀類などです。

その他、ごま・ピーナッツ・卵・バナナにも含まれています。

また、肉や魚にもトリプトファンが多く含まれますが、動物性たんぱく質に含まれるBCAAというアミノ酸はトリプトファンを脳へ取り込みにくくするため、植物性たんぱく質から摂ることをおすすめします。

ただし、動物性たんぱく質も「炭水化物(穀類、いも類、果物など)」と「ビタミンB6」を一緒に摂ると、血糖が上昇してBCAAが筋肉に作用するため、脳内でのトリプトファンの合成が促進されます。

つまり、バランスよく主食・主菜・副菜を揃えて食事をすることで、必要とされるトリプトファンは摂取できます。

ほかにも、閉経前の女性が発症するうつ病は、約2割は鉄不足が原因だとも考えられています。

また、コレステロール値が低すぎても精神的に不安定になることがわかっています。

脳と体のエネルギー産生や神経刺激伝達に関与しているビタミンB群、鉄の吸収にも関与しているビタミンCなどの不足から、うつ症状を呈する人もいます。

ですから、食事は非常に重要です。

バランスのよい食事を取ることは、体だけでなく、心を健康に保つためにも大切なことなのです。

最近、ちょっと頭が痛い。疲れがとれない。

病院へいくほどではないけれど、なんとなく身体の不調を感じる時はありませんか?

暴飲暴食、徹夜などちょっと無理をすると、すぐに不調が出始める・・・きっと同じような感覚を味わっている方は多いのではないでしょうか。

いつまでも元気に笑っていられるのも健康があってこそ。

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[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。