『ブレイキング・バッド』エド役ロバート・フォスター、映画版配信日に永眠。共演者がコメント発表

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世界中で大ヒットした『ブレイキング・バッド』の続編となる映画版『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』が、10月11日(金)にNetflixにて配信スタートしたが、ドラマ版にも出演していたエド役のロバート・フォスターがその映画版の配信日に亡くなった。享年78。

ロバートは、現地時間の11日に脳腫瘍で逝去した。『ブレイキング・バッド』では、シーズン5に登場する表向きは掃除機屋店長、裏では新たな身元を提供するエドを演じており、映画版にもゲスト出演している。2013年には同作で、サターン賞の最優秀ゲスト俳優賞を受賞。

ロバートの訃報を知り、共演者がコメントを自身のSNSに投稿している。

共演シーンの多かったアーロン・ポール(ジェシー・ピンクマン役)は、ロバートの若かりし頃の写真と共に、「ロバート・フォスターが亡くなったと知り、心が痛んでいます。なんてことだ。私は彼という素晴らしい人と知り合え、仕事を共にすることができたことを光栄に思います。演じるのが大好きな真の紳士。親愛なるロバート、あなたを愛しています。そして私を愛してくれてありがとう。あなたは今までも、そしてこれからもずっと伝説となるでしょう」と投稿した。


また、ブライアン・クランストン(ウォルター・ホワイト役)も昔のロバートの写真を掲載。「ロバート・フォスターが亡くなったというニュースで、悲しみに打ちひしがれております。素晴らしい人間で完璧な俳優でした。私は40年前に(ロバートが主演を務めた写真の)映画『アリゲーター』で彼に出会い、その後『ブレイキング・バッド』で再会しました。ハリウッドでキャリアを築き始めたばかりの幼い子どもだった私に、彼はどれほど親切で寛大だったか、忘れた日はありません。どうぞ安らかに。ボブ(ロバートの愛称)」


残念なことに、『エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE』は、ロバートの遺作となってしまったが、そのインパクトあるキャラクターは、ファンの心には一生残ることだろう。

ロバートのご冥福を心よりお祈りしたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:

ロバート・フォスター (c)PAULINE FRENCH/FAMOUS/『ブレイキング・バッド』より (c)Ursula Coyote/AMC