マウントレーニアの蓋、コースターにぴったり? 意外な使い方に注目も...メーカー「想定外」
森永乳業の「マウントレーニア」などチルド飲料の内蓋を覆うように付いている、プラスチックのフタ。ストローを挿してそのまま飲むという人が大半だろう。
ふちが盛り上がり中央部分がへこんでいるという不思議な形をしているが、実はこのくぼみ、カップの底部分にぴったりなのだ。
こんな使い方があったなんて...
フタを取り外し、その上にドリンクを置けば、上の写真のようにコースターのようになる。ツイッターではこうすることで「水滴が机につかない」というメリットがあると話題に。心なしかおしゃれに見える気がする。
思わぬ使い道に目から鱗だが、このフタはそもそも何のためにあるのだろうか。Jタウンネットは9月10日、森永乳業の広報担当者を取材した。
「品質を守るためのものです」
普通にそのまま飲んでいた
森永乳業は1993年に「マウントレーニア」を発売。コーヒー文化が根強いシアトルではカップにストローを挿すスタイルが流行っていたといい、その文化を「チルドカップ」として日本で展開した。
担当者はフタの役割について、
「商品の破損を防ぐためや、ストローをさす面に直接触れないよう衛生面に配慮しているなど、品質を守るためのものです。また、『ショップで飲む本格的なコーヒーのイメージ』を大切にしており、デザイン性も考慮しています」
と話した。
コースターとしての使用は想定しておらず、それが目的で付けられたものではないという。ツイッターでは「商品を上に重ねるため」との予想も見られたが、店舗へ発送する際に重ねることはしておらず「そのような使い方は想定しておりません」とのことだった。
推奨している使い方についても聞いてみたが、
「特にございません」(担当者)
とはいえ危険な使用法でもないので、コースターとして使うのは全然ありだ。
やってみるのはあり