播戸竜二が現役引退…古巣G大阪の本拠地で表明

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元日本代表FW播戸竜二(40)が14日、現役引退を表明した。

代表通算7試合2得点の播戸は、1998年に練習生としてG大阪に入団後、コンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)やヴィッセル神戸にそれぞれレンタル。2006年にG大阪復帰を果たすと、J1リーグ16得点を挙げ、Jリーグ最優秀選手賞を獲得した。そのG大阪に2010年の退団まで計6シーズンにわたって在籍。Jリーグカップや2度の天皇杯、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の主要タイトル獲得に大きく貢献した。

その後、セレッソ大阪、サガン鳥栖、大宮アルディージャを渡り歩き、2018年からFC琉球でプレーしたが、1シーズンで退団となり、フリーの状況に。解説者などで幅広く活躍するなか、12日にG大阪との1日契約が電撃的に発表され、動向に注目が集まっている状況だった。

そうしたなか、播戸は14日にパナソニック スタジアム 吹田で行われる明治安田生命J1リーグ第26節の鳥栖戦前に用意されたセレモニーに登場。ピッチ上でマイクを手に持つと、「サッカー選手を離れて半年、色々考えました。もがきました。そして、1つの決断をしました。播戸竜二は本日、プロサッカー選手として引退します」と、計7クラブでプレーしたプロ生活21年間に終止符を打つ旨を両古巣ファンに報告した。