西野七瀬は「あなたの番です」で得をした? 乃木坂卒業から1年足らず、演技力の評価は...
ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)の放送が2019年9月8日に終了した。最終回となる第20回では、西野七瀬さん(25)演じる黒島沙和が連続殺人を起こしていたことが明かされ、事件の全貌が明らかになった。
2クールにわたって放送された同ドラマについては、視聴者の間では早い段階から「黒島が犯人だ」との声が上がっており、大多数の予想が的中。作中ではたびたび黒島が不審なそぶりを見せていたほか、同ドラマの企画・原案を作詞家の秋元康氏が務めていたことから、乃木坂46のOGの西野さんが大役をもらうのは当然との指摘もあり、これらの推理が的中した形だ。
「彼女の役者としてのキャリアを考えると及第点であると感じました」
最終回を見た視聴者からは、西野さんについての感想がネット上に続々。あるツイッターアカウントは、
「あなたの番ですの総合的な感想 1話から19話はくそおもろかった!しかし最終日ちょっとな。西野七瀬の演技力がな。ちょっと下手だなって思った笑」
と、演技力が役柄にやや追い付いていなかったのではないかとツイート。また、別のアカウントは
「子供な殺人犯、て感じで、切実感のなさにゾッとしたが、もっと共感なり怒りなりを呼び起こす演技をしてほしい人が多かったんだろう」
と、やはり物足りなさを感じたとツイートした。
また、これとは逆に、
「西野七瀬さんの演技を酷評する声が多いけど、彼女の役者としてのキャリアを考えると及第点であると感じました」
と、昨年のNHK紅白歌合戦で乃木坂46を卒業後(卒業コンサートは19年2月)、1年に満たない時点では合格であるとする声が上がったほか、
「最終回を終えて西野七瀬を嫌いになったとか、演技下手とか言ってる人多いけど俺はより好きになったよ!」
との声も。放送開始直後から注目を集めていた西野さんだけに、番組終了から半日が過ぎても西野さんをめぐる視聴者からの声は後を絶たない。
「秋元康が西野七瀬の卒業に贈る大舞台だった」
このほか、西野さんをめぐる視聴者からの声で多いのが、
「#あなたの番です、結局、#秋元康がグループ出身の#西野七瀬ちゃんをフィーチャーしたかっただけなのではという気もしています」
と、どうにも下駄をはかされすぎではないかとしてモヤつく視聴者からの声だ。この手の声は続々と上がっており、ほかにも「2クール使って、秋元康が西野七瀬の卒業に贈る大舞台だった」と指摘する声もある。
確かに、グループ卒業から1年もしないうちにグループのプロデューサーが企画・原案を担当したドラマで大役を務めていれば、当然、このような声は上がってしまうだろう。ただ、その期間の短さゆえに西野さんには今後は女優としての伸びしろはあるとも考えられる。事実、ほかの視聴者からは、「どんなにアンチが増えても...結果的に名前は知られたしインスタのフォロワーは増え、秋元康の作戦は成功」と指摘する視聴者もいたほどである。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)