楽天の新携帯キャリアが基地局の整備に遅れ、総務省が3度目の行政指導を発表
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総務省は26日、楽天モバイル株式会社に対し、第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局整備の確実な実施及びサービスの安定的な提供の確保等に向けた取組に関して、文書により指導を行ったと発表した。
楽天モバイルでは、ドコモ、au、ソフトバンクに続く第4の携帯・スマホキャリア(MNO)として参入すべく、10月からサービスをスタートすると発表している。
これまで総務省は楽天に対し、2019年3月には、令和元年度末までの特定基地局の開設に係る具体的計画の提出を要請(6月末に進捗状況の遅れが発覚)、そして7月には当該遅れを解消し本年度末までの開設数計画値である3,432局を確実に達成するための具体的計画の修正計画の提出及び実行を要請している。
さらに今回、開設計画の確実な履行と取組強化、サービスの安定的な提供の確保および利用者利益の保護など、必要な措置を着実に行うよう指導を行っている。
楽天のサービス開始プランに遅れが生じていることが明らかで、サービス開始時、「電話がつながらない」といったトラブルが懸念される。
発表資料
URL:http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban14_02000391.html
2019/08/27