スペースXのドラゴン補給船が太平洋へと着水
米スペースXの「ドラゴン補給船」が、国際宇宙ステーション(ISS)から地球へと帰還し、太平洋へと着水しました。
ドラゴン補給船は「CRS-17」ミッションとして5月4日に打ち上げられ、約2.5トンの補給物資や科学実験の試料をISSへと届けました。打ち上げに利用されたのは「ファルコン9」ロケットです。
そして約1ヶ月間ISSとドッキングした後、6月3日に国際宇宙ステーションを離れ、大気圏へと突入。カリフォルニア沖に着水したのです。
なお、このドラゴン補給船は6機目となる、複数回のミッションに使用された機体となりました。以前には2017年8月に、CRS-12ミッションを実施しています。また、次回のドラゴン補給船によるミッションは7月8日に予定されています。
Image: スペースX
■SpaceX Dragon Returns to Earth After Space Station Cargo Delivery
https://www.space.com/spacex-dragon-crs-17-return-to-earth.html
文/塚本直樹