日米、有人月面探査にて協力を拡大
日本とアメリカは有人月面探査を含む、宇宙開発分野での協力の拡大を発表しました。
トランプ大統領は安倍首相との共同会見にて、「日本はアメリカによる有人宇宙開発に協力することになる。そして我々は月へと向かい、近日中には火星へと向かうはずだ。これはすばらしいことだ」と述べています。
現在アメリカ(NASA)は、2024年までに有人月面探査を実施すると表明しています。この計画では、月周辺に拠点「ゲートウェイ」を設置し、地球から宇宙船によって移動した宇宙飛行士が着陸機に乗り換え、月面に降り立つ予定です。
なお、一部メディアでは日本人宇宙飛行士が月面に降り立つ可能性を指摘しています。会見やあるいはNASA、JAXAからは具体的なプランは発表されていませんが、NASAは2024年から2028年までに5回の有人月面探査を予定しており、そのミッションに日本人宇宙飛行士がくわわる可能性があるかもしれません。
Image: NASA TV
■US and Japan to Cooperate on Return to the Moon
https://www.space.com/us-japan-cooperation-moon-return.html
文/塚本直樹