“教授の死”知らず教室の外で待つわんこ

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なついていた大学教授が亡くなったことを知らず、毎日、その教授の姿を求めて教室を訪れる犬がいるという。

フィリピンの首都マニラの北西に位置するパンパンガ州で暮らす、“ブボイ”と名付けられたグレーの雑種犬が、最近他界したカーメリト・マルセロ教授を、マバラカット私立大学の教室の外で待つ様子をとらえた動画が話題を呼んでいる。

“ブボイ”は2年前にマルセロ教授の前に姿を現し、以来、朝昼に餌を貰うため教室に顔を見せるようになっていたという。

マルセロ教授は今月、脳卒中で帰らぬ人となってしまったが、その忠犬ぶりに感動した生徒たちは、“ブボイ”を教授の遺体が安置されている教会へ連れて行ったそうだ。