店員は剣闘士!コロッセオ(模型)の鑑賞も! コンセプトが謎すぎる 「究極のローマ料理コース」爆誕
ローマをこれでもかと満喫したい――そんな願いをかなえる料理コースが大阪に登場する。
まさかの恰好で接客
心斎橋にある「イタリア酒場料理 チェルピーナ邸」で始まるコースは、料理だけでなく見た目でもローマを楽しませてくれるという。一体どんなサービスが展開されるのだろうか。
店員さんの演技力も試される?
「究極のローマ料理コース」と銘打たれたコースは、2019年6月1日にはじまる。
日本ではあまり馴染みのないポルケッタやスップリなどローマの定番料理を全5品楽しめる。
しかし、このコースの見どころは料理だけではない。待ち時間や料理が提供されるタイミングにも潜んでいる。
剣闘士の恰好で料理が出される
なんと料理を提供するときにスタッフが剣闘士の恰好で登場。古代ローマを彷彿とさせるかどうかは別として中々ぶっ飛んでいる。
さらに提供までの待ち時間にはコロッセオの模型を鑑賞できるのだが、それがこちら。
オシャレなコロッセオ
なぜか車と合体したコロッセオの模型。でも、オシャレなイメージがあるイタリアっぽいような気がする。
料理に付帯するサービスのセンスが抜きん出ているが、なぜやろうと思ったのか。2019年5月23日、Jタウンネット編集部は「イタリア酒場料理 チェルピーナ邸」のローマピザ職人・下瀬亜美さんに取材した。
サービス開始のきっかけについて、「よりローマを楽しんでもらうため」と説明。剣闘士については、コンセプトも存在しているようだ。
「古代の剣闘士が現代にローマ料理を伝える」
ということは、恰好だけでなく多少の演技も必要な気もする。その点は、
「口調とかも意識して...」
とコメント。電話での取材だが、ちょっと恥ずかしそうに話しているのがわかる。
下瀬さんが店にいるときは直々に剣闘士に変身。イタリアでの修行経験もあるそうで、料理だけでなく演技力も――期待できそう(?)
模型については、別の担当者からコメントがあった。
「女性の剣闘士に合わせ、コロッセオはかわいらしいものにしました」
なるほど。謎と捉えてしまった筆者はオシャレ感覚に乏しいことがわかった。
店は大阪メトロ心斎橋駅から徒歩1分、四ツ橋駅からも徒歩5分と好立地。仕事帰りにイタリア旅行気分というのも粋かもしれない。