厚生労働省の2016(平成28)年の調査によると、パワーハラスメントを受けたことがあると感じた人で、その後対策を何もしなかった人は 40%を超えています。

ある『Twitter』ユーザーが、面接で上司が威圧的に接してきた時の対応をツイートして4万以上のRTと約10万の「いいね」を集めて、さまざまな反応が寄せられています。

前職で男の上司がふたりきりの面談の時に威圧的に
「おまえよぉ‼️」
って言ってきたから間髪入れずに顔見たまま
「“おまえ”⁉️💢」
って返したら
「いや、ごめん…その、アナタさぁ」
っていきなりシュンってトーンダウンしたから、素早い怒りの表明は大事だ
あいつら反発されない事に調子こいてるんだ

「よくわかる」という声が多くあった一方で、「なかなか反撃できない」という反応も複数上がっています。

その場で怒りを感じるのが難しくて後から激しく怒ると同時に「なんであの時言い返せなかったんだろう」と自己嫌悪するんだよね。言えばいいじゃんって言われるだろうけど、ごめん、無理なんだ…後からきちんと反論するのが限界。自分の不甲斐なさは知ってるけど、これはできるできないがあるんだよ…

専門家からは、怒ってみることを勧めているというツイートも。

パワハラと思われる事案で相談に来た労働者には、「キレてみては?」と勧めることがあります。反撃によって、アンタッチャブルな存在になることを勧めるのです。もちろんケースバイケースですが。

「切り返しの力が欲しい」という声のほか、「相手の言葉を同じ勢いで返すのはできそう」という反応もあったパワハラへの対応。「舐められないことが大事」といった意見も上がっており、普段から上役との関係にストレスを感じているならば頭の片隅に置いておくといいかもしれません。

※画像は『足成』より
http://www.ashinari.com/2009/08/12-026197.php [リンク]

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