Jリーグの一撃に海外衝撃「メッシをコピー」 鹿島MF、4人突破40mドリブル弾を絶賛
名古屋戦、鹿島のMFレオ・シルバが決勝ゴール 海外メディアも注目「素晴らしい」
鹿島アントラーズは5日のJ1第6節名古屋グランパス戦で2-1と逆転勝利を収めた。
この試合で生まれた鹿島の決勝ゴールは大きなインパクトを残し、海外メディアは「メッシをコピー」と称えている。
開幕戦で大分トリニータに1-2と敗れた鹿島だが、それ以降は2勝2分と復調傾向のなかで名古屋戦を迎えた。後半2分に相手MFガブリエル・シャビエルに先制点を献上するも、同27分にMF土居聖真が同点弾。そして同36分、ブラジル人MFレオ・シルバが強烈な存在感を放った。
ハーフウェーライン付近でボールを受けたL・シルバは、そこから一気に加速してドリブルを開始。1人目、2人目を置き去りにして相手ペナルティーエリア手前まで侵入すると、細かいタッチで3人目も抜き去る。そのままエリア内に突進し、4人目に体を当てられたが強引に突破し、最後は倒れ込みながらも左足を振り抜いて決勝ゴールを決めた。
この40メートル弾を報じたのが、ハンガリーのオンライン紙「ORIGO」だ。「メッシをコピー」と伝え、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ級のゴールと絶賛。「鹿島が名古屋に2-1と勝利したが、その結果よりもブラジル人選手が記憶に残る素晴らしいゴールを決めた」と記している。
2017年から鹿島に在籍しているL・シルバは、主力として昨季のAFCチャンピオンズリーグ制覇にも貢献。リーグ屈指のボール奪取能力を誇るなか、この試合では状況判断能力と打開力も高水準であることを証明して見せた。(Football ZONE web編集部)