長きに渡り活動を休止していたヴィジュアル系ロックバンド・Janne Da Arcが、ベーシストの脱退を機に、4月1日に解散を発表した。

2007年にバンド結成10周年を迎え、各メンバーがソロ活動などに注力するため活動を休止していたJanne Da Arc。多くの根強いファンをもつバンドだったため、活動再開が待ち望まれていたが、3月31日にベース担当のka-yuが脱退。バンド公式サイトに掲載された説明によると、昨年の9月、所属事務所に弁護士事務所からka-yu宛の内容証明が送られてきており、今後裁判で事実関係を明らかにしていくとのこと。

このka-yuの脱退を受け、4月1日にJanne Da Arc自体も解散という決断に至った。

バンド公式サイトから解散が発表されると、ギターを担当するyouがTwitterを更新。

僕らメンバーの中でJanne Da Arcを一番愛し、いつもファンのみんなが笑顔になることはどんなことかを考えて、みんなが大好きなJanne Da Arcを一生懸命守ろうとしていたのは、yasuです。

それはソロを始めてからもそうで、今日までJanne Da Arcや僕らを何も言わずに守ってきてくれたと思ってます。そのことだけは誤解して欲しくないです。こういうのは本人は言わないだろうから、メンバーである僕が伝えようと思いました。

とAcid Black Cherryの活動でも人気を博し、現在療養中のヴァーカリスト・yasuについて言及した。

また、「メンバー間で今回の結論に至ったのは、本当に数日前」とも明かしている。

さらに、

あと、これも誤解して欲しくないのは、kiyoとshujiがいま何も発信しないのは、僕が止めてるからです。 kiyoもshujiも自分の口でごめんなさいってみんなに伝えたいんだけど、二人も僕と同じく口下手だから、

と残るメンバー、キーボードのkiyoとドラムのshujiについても触れた。

そして、

僕が今こうして伝えようとしているのは、ずっと矢面に立ってたyasuだからこそ言葉にできないこともあるだろうし、本当に今は心から休んでもらいたいし、こういう時だからこそ僕が矢面に立つ番じゃないかなと思ったからです。

と綴っている。

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