イカルディ、63億円で放出の可能性が浮上

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インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ(26)が、より安価な移籍金で放出される可能性があるようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

妻で代理人のワンダ・ナラ氏が契約延長を長引かせたことによって、クラブの反感を買い、キャプテンをはく奪されたイカルディ。同選手も遠征メンバー入りを拒否するなど、クラブとの溝は限りなく深まっていた。

それでも21日、イカルディは約6週間ぶりにトレーニングに復帰。インテルのジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)は6日にワンダ・ナラ氏と会談を持ち、「両者の解決策を見出すためのフレンドリーな会談」が出来たことを伝えていた。また、31日に行われるセリエA第29節のラツィオ戦で復帰する可能性も報じられている。

しかし、『マルカ』によれば、イカルディに腕章が戻される望みは薄く、以前として将来に関しては不透明だ。これまでは8000万ユーロ(約100億円)の評価を受けていた同選手だが、5000万ユーロ(約63億円)の移籍金で退団する可能性もあるという。

新天地候補としては、インテルのライバルでもあるユベントス、そして以前から獲得が噂されていたレアル・マドリーの名前が挙げられている。