Vシネ「仮面ライダークローズ」赤楚衛二が「化学反応って面白い」エボルトとの共闘を回顧、“ヒロイン”高田夏帆との和解も
Vシネクスト「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」完成披露上映会が15日、都内・新宿バルト9にて行われ、舞台挨拶に主演の赤楚衛二をはじめ、高田夏帆、滝裕可里、永尾まりや、進藤学、監督の山口恭平が登壇した。
「仮面ライダービルド」(テレビ朝日系列で放送)の正当な続編にあたる本作の舞台となるのは、TVシリーズ最終話で戦兎が生みだした「新世界」。主演を務めるのは、今作で映画初主演となる赤楚衛二(万丈龍我/仮面ライダークローズ)。ほかTVシリーズで主演を務めた犬飼貴丈(桐生戦兎/仮面ライダービルド)や、高田夏帆(石動美空役)、滝裕可里(滝川紗羽役)らTVシリーズメインキャストも引き続き出演する。悲劇的な過去を背負った物語のキーとなるヒロイン・馬渕由衣役に永尾まりや、有名ダンサー・柿崎悟志に擬態し万丈たちを追い詰める悪役・キルバス役に進藤学が扮する。
「プロテインの貴公子!万丈龍我だ!!」「みんなのアイドル!み〜たんだよ!ただいま〜!」「すべては仮面ライダークローズのために!」と声高らかに挨拶し、会場を沸かせた赤楚・高田・滝ら。一方で上裸にジャケットスタイルの柿崎悟志/キルバスを演じた進藤は「今日はちゃんとジャケットの下に服を着ております!」と役にちなんだネタでファンの笑いをさらった。
主演として帰ってきた赤楚は、台本を読んで「まず1ページ目に“赤楚衛二”、その隣に“永徳”って書いてあったのが嬉しかった。これは頑張らなきゃなと思いましたね」とコメント。最終回の“その後”が描かれる本作について、演じる前の心境を聞かれると、滝は「ビルドの撮影が終わって3日後くらいに撮り始めたので、我らはそのままで」と明かした。
「仮面ライダービルド」のオーデョションを受ける前に、あるCMの出演依頼や冠番組の存在があったことを明かす高田。「すごい大きいCMとか冠番組が決まってたんです!ラスベガスでCMを撮るとか…それがなくなってしまってからオーデョションを受けられて出演できているので感謝でいっぱいです!本当に運命かなって!!感謝でいっぱいになりながら演じさせてもらいました」と、滝に寄り添いながら改めて「仮面ライダービルド」出演の喜びをあらわに。
TVシリーズで敵対関係にあったエボルトと万丈龍我が共闘するシーンのある今回のVシネ。赤楚は「衝撃でしたよ!1年間戦ってきたエボルトと今さら仲良くなれるか…と思いきや、仲良くはなってないんですが(笑)化学反応って面白いなと思いました」とハニカミ。さらに、劇中での小ネタについて話題が及ぶと、「(劇中に登場する)あるポスターにはエピソードがあるんです…夏帆ちゃんは『わき毛がちょっとはみ出てる(笑)』とか言ってた」と嘆く赤楚。高田は「詳しく見てください!本当に無理だから(笑)」と赤裸々に告白し、仲睦まじい様子をのぞかせた。
さらに撮影現場では、ダイエットトレーナーとしても活躍している進藤による“オチョダンス”のレクチャーもあったようで、「チームが一丸になったような気がします!」と言う赤楚に「むしろ離れていったように思うけど(笑)」と進藤。滝は「剣星さんは『お…楽しい』ってちっちゃい声で言ってましたよ(笑)」と裏話を披露し、会場を沸かせた。そんな“オチョダンス”の模様はBlu-ray&DVDのメイキング映像として収録される予定。
最後に赤楚は、「今までネタとして“ヒロイン”万丈龍我と言っていましたが、完全読本を読んだら夏帆ちゃんが『“ヒロイン”万丈龍我はすごく落ち込んだ〜』って書いてありまして…すいませんでした!!ビルドのヒロインは夏帆ちゃんです!」と高田に深々と謝罪。男らしい一面に、高田は「許す!」と声をかけ、ハイタッチをするなど仲睦まじい様子をのぞかせた。
ストーリー
桐生戦兎が創った新世界で、人々は記憶を失い、平和に暮らしていた。だがある日、龍我はなぜか前の世界の記憶を持つ女性、由衣と出会う。混乱する龍我の前に、突如エボルトの兄・キルバスが現れ、龍我に襲い掛かった。そのピンチに駆け付けたのは記憶を取り戻した仲間たちだった。さらに、なんとエボルトも・・・!そして龍我とエボルトの奇妙なバディは、キルバスの脅威に挑むのだが…?果たして龍我は圧倒的な力を持つキルバスを止められるのか?そしてエボルトの真の目的とは…?
Vシネクスト「ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ」2019年1月25日(金)期間限定上映開始/Blu-ray&DVDは2019年4月24日(水)リリース
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