本田、5連勝のなか豪州初の“沈黙” 4戦連続弾ならず開幕7試合目で初の得点関与なし
ホームで苦戦しながらアデレードに2-0で勝利 本田の連続ゴール関与は6でストップ
メルボルン・ビクトリーは8日、Aリーグ第7節でアデレード・ユナイテッドと対戦。
MF本田圭佑は開幕から7試合連続スタメンに名を連ねてフル出場したが、4試合連続ゴールはならず。チームは後半に決勝ゴールを奪うなど、2-0で5連勝をマークした。
中盤をダイヤモンド型にした4-4-2の右サイドハーフで先発した本田。メルボルン・Vはドイツ人DFゲオルク・ニーダーマイアーが右足首を痛め、前半9分で負傷交代するアクシデントに見舞われる。同15分にはセットプレーからアデレードにクロスバー直撃のシュートを放たれるなど、押し込まれる展開が続いた。
前半26分、相手がペナルティーエリア内でハンドをしたかに見えたがPKとは判定されず。本田は時折ドリブル突破で仕掛けたが、厳しいマークに遭ってチャンスを作れず、スコアレスドローで前半を折り返した。
試合が動いたのは後半17分だった。メルボルン・Vは左サイドからのクロスを元スウェーデン代表FWオラ・トイヴォネンがヘディングシュート。一度は相手GKに阻まれたが、こぼれ球をニュージーランド代表FWコスタ・バルバルセスが素早く詰めて待望の先制点を奪う。
その後、後半36分にトイヴォネンが2点目を奪取。本田もFKキッカーやドリブル突破を見せるシーンはあったが、試合はそのまま2-0でタイムアップ。5連勝を飾ったメルボルン・Vにあって、本田は開幕7試合目にして初めて得点に絡まずに終わった。(Football ZONE web編集部)