会見中、携帯が鳴った報道陣に…森保監督が絶妙な“切り返し”で笑い誘う
静かな会見場に携帯電話の呼び出し音が鳴り響いた。16日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦を翌日に控え、試合会場の大分スポーツ公園総合競技場で公式会見に臨んだ日本代表の森保一監督。「合宿での手応えをどう感じているか」という質問に答えようとしたところ、最前列にいた報道陣のスマートフォンが鳴った。
思わず苦笑いを浮かべた森保監督だったが、「どうぞ」と手を差し出して電話に出るよう促し、報道陣の笑いを誘った。「質問(の内容)が飛びそうになっているが……」と冗談交じりに口を開き、「選手たちがどういう姿勢を持って練習に臨んでくれるかを見ていたが、緩むことなく、これまでやってきたことをベースにしながらも、さらに上を目指そう、成長しようとやってくれている」と、選手たちの姿勢を評価した。
森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(○3-0)を皮切りに10月12日のパナマ戦(○3-0)、同16日のウルグアイ戦(○4-3)と無傷の3連勝。それでも「過去の結果が11月のキリンチャレンジカップでも勝たせてくれるという保証にはならない」と言い切る指揮官は「選手たちも10月までは10月までとして、ベネズエラ戦でいい戦いをする、チャレンジする、トライするという姿勢を練習から見せてくれた。個の良さを出すところと、チームとしての戦いのクオリティーを上げていくところ。言葉で言うのは簡単だが、両方の部分をさらに積み上げていけるようにトライしてほしい」と要求した。
(取材・文 西山紘平)
思わず苦笑いを浮かべた森保監督だったが、「どうぞ」と手を差し出して電話に出るよう促し、報道陣の笑いを誘った。「質問(の内容)が飛びそうになっているが……」と冗談交じりに口を開き、「選手たちがどういう姿勢を持って練習に臨んでくれるかを見ていたが、緩むことなく、これまでやってきたことをベースにしながらも、さらに上を目指そう、成長しようとやってくれている」と、選手たちの姿勢を評価した。
(取材・文 西山紘平)