神戸MFイニエスタ【写真:Getty Images】

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来日から3カ月が経過 “ジャパニーズライフ”についてバルサ公式ツイッターで告白

 バルセロナ一筋16年だった元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、J1ヴィッセル神戸に加入して3カ月が経過した。

 世界最高峰のゲームメーカーは、華麗なテクニックで日本のサッカーファンを魅了。その一挙手一投足は注目を集めているが、バルセロナ公式ツイッター日本語版のインタビューで日本を称賛している。

 今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)を終え、7月に来日したイニエスタ。8月11日のリーグ第21節ジュビロ磐田戦(2-1)で日本初ゴールを決め、翌節のサンフレッチェ広島戦(1-1)でもネットを揺らすなど、巨大戦力の攻撃を牽引している。

 積極的に日本の文化に触れてきた34歳のイニエスタだが、バルサ公式ツイッター日本語版で日本を称賛している。

「最も目を引いたのは、仕事の仕方。全て、きっちりと計算され尽くしていることかな。僕はかなり物事をシステマチックに行うほうだけれど、日本でのそれは信じられないくらいだ」

 計画的で規則正しいタイプだと自負するイニエスタをして、日本人のきめ細やかさは想像を超えるレベルだったという。そして、「あとは人々の敬意の払い方とかだね。人々はどこに行っても、誰もが手を貸そうとしてくれる。無償でね」と続け、異国の地で人々が敬意を持って手助けしてくれることに感銘を受けたと明かした。


家で靴を脱ぎ、裸足になる習慣には驚いた様子 日本人選手との交流は…

「習慣で目を引いたのはやっぱり家に着いて靴を脱ぐこと。家の中で裸足でいることだね。少しずつ、言葉は覚えているよ。おはよう、こんにちは、こんばんわ、おやすみ……。夜寝る前の挨拶、数字とかね。正直会話をするところまではちょっと難しいと思うけど、毎日同じチームで生活して、日本人選手も少しスペイン語を覚えて、お互い良い疎通があるよ」

 日本での生活の全貌を古巣のコンテンツで明かしたイニエスタ。直近のリーグ戦6試合未勝利(1分5敗)で、AFCチャンピオンズリーグ圏内を狙える位置から11位まで後退したチームの苦境を救うパフォーマンスが求められる。


(Football ZONE web編集部)