勝利を手繰り寄せる2点目のゴールを決めた三竿健斗 photo/Getty Images

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鹿島アントラーズに所属する日本代表MF三竿健斗が決めた超絶ゴールが大きな話題を呼んでいる。

26日に行われた天皇杯・ラウンド16で、サンフレッチェ広島をホームへ迎え入れた鹿島。両チームともになかなかゴールを奪うことができず、延長戦へ突入したが、96分にレオシルバが均衡を破ると、117分に三竿が勝利を手繰り寄せる2点目のゴールを決め、2-0で120分間の激闘を制した。

注目を集めているのはこの2点目のゴールだ。ペナルティエリア右手前でボールを受けた三竿がドリブルで仕掛ける。少しドリブルが大きくなってしまったため相手DFにボールを触られたが、強引に右足を振り抜くと、跳ね返すような形で放たれたシュートがゴール右隅に突き刺さった。このゴールに対し、SNS上では「まるでキャプテン翼だ」や「反動蹴速迅砲じゃん」とのコメントが多数投稿された。

「反動蹴速迅砲(はんどうしゅうそくじんほう)」とは、人気サッカー漫画『キャプテン翼』に登場する必殺技で、相手のシュートを蹴り返し威力を増幅させてゴールを狙う技。三竿の跳ね返しシュートがこの「反動蹴速迅砲」と形が似ていたことから、大きな話題に発展したようだ。

試合後、インタビューに応じた三竿は得点シーンについて「パスを受ける前からシュートをイメージしていた。もう一つ早く打ちたかったけど、体勢が厳しかったので持ち直して打った」と明かしている。


※三竿のゴールシーンは2:52〜
参照元:Twitter