「こどもアート企画 motto」主催「きらくゆまつり」をレポート!
2018年5月19日(土)、20日(日)「東京銭湯 - TOKYO SENTO -」が運営する川口の『喜楽湯』で開催された、大人もこどもも楽しめるイベント「きらくゆまつり」のレポートが、主催の「こどもアート企画 motto」の二人より届きました!
「きらくゆまつり」のイベント概要はこちらをご覧ください
「こどもアート企画 motto」(https://ja-jp.facebook.com/motto.kids.art/)は東京都内を拠点に日本の各地でワークショップを開催し、全国のこどものアート活動の普及を目的とする団体です。
はじめまして。「こどもアート企画 motto」です。
5月19日(土)、20日(日)に『喜楽湯』で開催された「きらくゆまつり」のレポートをぜひご覧ください。
窓を開けて寝れるほど過ごしやすくなった5月半ば「きらくゆまつり」当日は、イベントに合わせて朝6時にセットした目覚ましが鳴り、起床して『喜楽湯』の表に出ると朝風呂の番台さんが出勤してきました。
「初めまして」の挨拶もそこそこに慌ただしく朝風呂の準備が始まり、銭湯の風呂釜の構造を教えてもらったり、薪を入れてお湯を沸かす体験をさせてもらったり、『喜楽湯』の看板猫タタミと戯れながら番台周辺の掃除をしたりしました。
そうこうしているとあっという間に7時半!
浴場の準備はほとんど終わっていて8時のオープンまでの少しの時間、フロントでひと息。
早起きしてひと仕事すると朝から気持ち良いです。
朝風呂がオープンする頃、イベントの各出店者たちも続々と『喜楽湯』へ到着。
各々が準備を進め、10時にイベントが始まりました。
少しすると自転車に乗ってやってきた親子のみなさん。
こどもに「お風呂のついでに良かったらイベントも参加していかない?」
と声かけをすると、イベントのチラシを見て初めて『喜楽湯』に来てくれたとのこと。
今回のイベントを開催するにあたって、来てくれたお客さんはやはり『喜楽湯』周辺に住んでいる地元の人たちでした。
「銭湯」という元々地域に根ざした場所で「motto」がイベントをさせていただくからには、「周辺に住んでる方の中でも『喜楽湯』に来たことがなかった人、今まで『喜楽湯』のことを知らなかった人たちにも来てほしい。」という思いがあったため、とっても嬉しいお客さんたちでした。
大人のみでコミュニケーションが活発に生まれるのはなかなか難しいですが、ここにこどもがいることで「何のイベントかしら?楽しそうね。」と声をかけてくれる人も多くいて、コーヒーを片手に話し始めてしまったらついつい長話になってしまいますよね。
『喜楽湯』の前にひとつ新しいコミュニティスペースが生まれたような感覚でした。
「もにもにスライム」
洗濯洗剤と洗濯のりを使ってスライム作りをするワークショップ。
シェービングフォームやボンド、ベビーパウダーなどの変わり種をまぜると触覚の違うスライムに!
飾りに使えるのは、スパンコール、ビーズ、ポンポン、ラメなど種類豊富で違う材料を混ぜて友達やお母さんに紹介しあっていました。
「大きなお風呂に浮かぶ船」
大きな樽の水に浮かぶ船を工作しよう!
用意されたビニールや発泡スチロール、プラスチック類の材料の中からどの素材を使ったら水に浮くかを考えて船の土台を決めます。
オリジナルの装飾をして個性豊かな船が完成!
自分の作った船が実際に浮かぶか試してみます。
「コーヒーショップ」
コーヒー焙煎士の方に来ていただき出店していただきました。
メニューはコーヒー、コーヒー牛乳、エスプレッソトニック。
珍しい飲み物「エスプレッソトニック」はエスプレッソコーヒーに炭酸水を混ぜた飲み物です。
こどもたちがワークショップに参加している横で大人たちはブレイクタイム。
他のイベント出店者たちも休憩に出来立てのコーヒーを飲んでみて「何コレ!美味しい!」と感動していました。
「銭湯ライブ」
朝風呂の営業が終わって午後の営業までの時間は銭湯ライブ!
「銭湯ライブ始まるよ〜」と声をかけると続々とお客さんが入ってくれました。
WHALEZ(5月19日開催)
ハイウェイ/残ってる/about you /Flowers/路傍の花 /打上花火 /Summer Ends /Misty Morning
河原ゆきの(5月20日)
いい湯だな/夢を叶えてドラえもん/君はロックを聴かない
aoi yabuuch(5月20日)
うどんかぞえうた/方向音痴/電車かもしれない/金魚鉢/月がみてたよ/交信/ハートランド/さよなら人類
2日目の最後はこの日に出演の2人で「おおシャンゼリゼ」を歌ってくれました。
みんなが知っている楽しい歌や最近流行った曲も、みんな真剣に聞いてくれました。こどもたちだけでなく、お母さんたちからも「楽しかった〜」と好評で出演者たちもほっとしていました。
こどもたちが楽器を触れるサービスもあり、お兄さんは一瞬で人気者!
最後はみんなで集合写真をとり、暖かい雰囲気の中、銭湯ライブが終わりました。
「きらめきレモン風呂」
そして今回の会場『喜楽湯』にもご協力いただき2日間限り、お風呂のお湯がレモン風呂に!
朝の準備の際、「レモン風呂」の看板を外に出すと遠くからおばちゃんの声が。
「今日はレモン風呂だってさ!」
近所のおばちゃん同士の情報網は最速です。
雨予報だった土日でしたが当日を迎えると2日間とも快晴!日中は暑いくらいで、レモン風呂のきれいな青いお湯とレモンのさわやかな香りが涼しげ。
「気持ちよかった〜」と出てくるお客さんを見て、なんだかこちらまで嬉しくなってしまいました。
イベント2日目の午後になるとこどもたちから「次のイベントはいつやってくれるの?」と次回開催のリクエストもあり、まだまだ遊び足りない川口の元気なこどもたちとへとへとな私たち、最後は『喜楽湯』のお風呂に入ってさっぱりして帰りました。
以上、「きらくゆまつり」のレポートでした。