「ルパパト」伊藤あさひがお茶目な“ハプニング”、工藤遥はルパントリコロールに“オムレツ”重ねる

2018年8月5日 12時39分

『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film』舞台挨拶が5日、都内・ユナイテッド・シネマ豊洲にて行われ、キャストの伊藤あさひ、結木滉星、濱正悟、横山涼、工藤遥、奥山かずさ、元木聖也が登壇した。

イベント開始早々、“No more 映画泥棒キャンペーン”に登場するキャラクター・映画泥棒ことカメラ男が会場に登場。おなじみの音楽とともにパントマイムを披露していると、追ってパトランプ男も駆けつける。すると、伊藤が「いくら盗ッ…いくら快盗でも映画盗撮は許せないな」、結木が「国際警察の権限において映画盗撮を阻止する！」と影ナレが入り、パトランプ男とともにカメラ男を捕まえる演出が。

スマートにキメるはずが、早々にセリフを噛んでしまった伊藤に対し、濱は「初っ端から噛むのは許せねぇ。（舞台裏で）笑い堪えるのに必死でした！」とツッコミ。伊藤は「噛んでしまってすみません（笑）」と照れ笑いを見せた。

劇中で共闘するルパンレッド／パトレン1号を演じた伊藤と結木。見どころを聞かれると、伊藤は「魁利や圭一郎の気持ちになって観ると、2通りの楽しみ方ができる。それぞれの気持ちになって映画を観ていただけたらと思います」とコメント。

結木は「2人のところは全て見どころなんですが、泥臭いかっこよさ・クールなかっこよさと対照的な戦い方をしていたり、お互いの正義感を持って葛藤しているところ、何度観てもグッとくるものがあると思います」とアピールした。

夜野魁利（伊藤あさひ／ルパンレッド）、宵町透真（濱正吾／ルパンブルー）、早見初美花、（工藤遥／ルパンイエロー）が融合した姿“ルパントリコロール”について話が及ぶと、工藤は「最初“ルパントリコロール”って書かれた台本を読んだ時に、トリコロールって赤・青・白じゃないですか。『あれ？初美花どこ行ったんだろう？』って仲間外れにされたのかと心配でした（笑）」と吐露。

続けて、「ブルーが隠れる角度になると完全に“オムレツ”になってしまう（笑）でも、それすらも愛おしくかっこよく見えるのがルパパトなんです！そんな風に、観てて笑いを堪えつつも、皆さんの思い出の1ページになってくれたら嬉しいです」と笑顔をのぞかせた。

一方、ルパンエックス／パトレンエックス：高尾ノエルを演じる元木は、TVシリーズより先に「初めて高尾ノエルを演じたのが劇場版でした！」と告白。完成した作品を観て「ちょっとフワフワしてた（笑）ちょっと髪型も違うし…ちょっと違うんです！絶対気づかないと思うんで、もう1回観てください！」と明かす。

続けて、この日はルパンエックスだが「パトレンエックスかっこいいんだよね！アクロバティックにやってて魅力的なんです！カッコよかったと思う人～手あげて！」と会場を沸かせる。観客の反応を見て、濱が「1番前の人、誰も手あげてないよ？」とツッコミ。客席1列目に報道陣がいたことに気づいていなかった濱の天然ぶりに、工藤は「すみません絡みづらくて（笑）」とフォローし、会場は笑いに包まれていた。