3連覇中のクリス・フルーム【写真:Getty Images】

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レース後にファンと間違われ、引きずり降ろされ…まさかの瞬間を海外メディア公開

 連日、熱戦が繰り広げられている自転車レースの祭典「ツール・ド・フランス」。しかし、3連覇中の王者がファンと間違われ、自転車から引きずり降ろされ、転ばされるという珍事が発生し、海外メディアが一連の模様を動画付きで公開。波紋を呼んでいる。

 まさかの珍事が起きたのは25日の第17ステージ後だった。米大手放送局「CNN」は公式ツイッターに1本の動画を公開している。

 自転車が転がった路上。その場所で制服に身をまとった1人の警官が男性の腕を引っ張るようにして何やら詰め寄り、「ピーッ!」と笛を鳴らし、威嚇した。しかし、そこから二言、三言、会話を交わすと、さっと身を引き、男性は自転車に乗って走り去った。ギャラリーの面前で繰り広げられたシーンで“被害”に遭ったのが、なんと大会に出場中の王者だったというのだ。

 英紙「デイリーメール」は「ツールド・フランス期間中のファンと間違えたフランス警官がバイクから引きずり降ろす」と特集。記事ではツール・ド・フランス総合優勝4度のクリス・フルーム(英国)について「直近の異常事態に関わったファンと間違えたフランスの警官に引きずり降ろされた」と紹介している。

悪びれない警官にフルームは憤慨

「憲兵隊は33歳のチーム・スカイ所属のスターが厳しいレースとなった17ステージを終えた後、彼を倒すと腕でつかまえた」と記述。レース後の下山中にファンと間違われ、あろうことか自転車ごと倒されたという。悪びれない警官に対し、怒ったフルームは放送禁止用語を発し、憤慨したと伝えている。

「チーム・スカイはそれがミスであったと容認したものの、ツールの期間中に起きた扱いについてファンらはいっそうシニカルになるかもしれない」と記している。しかし、大会を警備し、身を守るはずの警官が選手をファンと勘違いしてしまうのは言語道断。まさかの珍事は後味の悪いものとなってしまった。(THE ANSWER編集部)