いきものがかり、リーダー水野に聞いた個人活動の「謎の窓口」と「グループ再開」
「グループ名をもじって“放牧宣言”と銘打った彼らですが、当初は1年ほどの予定だった休止期間がいまだに続いている状態です。ファンは復帰を待ちわびているのですが……」(レコード会社関係者)
昨年1月に突然活動休止を発表した3人組音楽グループ『いきものがかり』。現在は、それぞれの活動に専念しているが、ボーカルの吉岡聖恵が今夏にカバーアルバムを出すという情報をキャッチ。3月に彼女を直撃すると、
「いや、その予定はないです」
と否定していた。だが、着実にソロ歌手としての地盤を固めているようだ。
「4月末に中島みゆきさんの名曲『糸』のカバーを配信リリースし、本格的なソロ活動を開始させました。今後、露出も増やしていくようです」(前出・レコード会社関係者)
しかし、ソロ活動に力を入れているのは吉岡だけというわけではない。
「グループのリーダーを務め、いきものがかりの名曲の多くを作ってきたギターの水野良樹さんも、他アーティストへの楽曲提供などを精力的に行っています。5月2日に配信されたシンガー・ソングライターの家入レオさんの新曲にも、作曲で参加しています」(別のレコード会社関係者)
水野本人に聞いてみると……
そんな水野の活躍のウラには、とある人物の支えがあるのだという。
「コンテンツプロデュース事業の会社を興したS氏という男性が、水野さんの活動をマネージメントしています。もともと吉本興業でナインティナインなど、大物芸人のマネージャーを担当していた敏腕で、その後、独立して今の会社を起業。さまざまなクリエイターをプロデュースしています」(広告代理店関係者)
これには困惑を隠せない人たちもいるようで、
「水野さんのソロ活動の窓口が、所属する事務所『CUBE(キューブ)』でなく、S氏になっているんです。彼も周囲には“私が水野のマネージャーをやっております”と言っているので、“独立したんじゃ……”とのウワサもありますね」(IT関係者)
活動休止中に降ってわいた独立疑惑。5月中旬に渦中の水野を直撃すると、足を止めて話に応じてくれた。
─S氏が水野さんのマネージャーをしていると聞きましたが?
「個人活動をするうえで事務所とも相談をして、なるべく自分がやりたいようにしたいということで、大学の同級生だった彼にサポートしてもらっています」
─独立するわけではない?
「はい。『CUBE』はすごく寛容というか“個人のほうは、自分の責任で頑張ってみなさい”というふうに言っていただいてますね」
独立はなさそうで、ホッとひと安心。吉岡のソロ活動についても聞いてみると、
「僕はすごくいいことだと思っています! いきものがかりではできない経験を積んで。僕もそうですけど」
気になるグループ活動再開については、「具体的なことはまだ……」と濁しながら、
「3人違う活動をしていますけど、それぞれを応援していただければと思います」
と、ファンへの思いを語ってくれた。でも、活動再開はまだまだってこと……?