エンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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「2番・DH」で先発もバーランダーの前に沈黙、5試合ぶりの無安打で3三振喫す

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手が16日(現地時間17日)の本拠地アストロズ戦に「2番・DH」で先発。2試合連続で、マイク・トラウト外野手との最強「1、2番コンビ」を組んだが、今季両リーグトップの防御率1.21を誇るジャスティン・バーランダー投手の前に4打数無安打3三振に終わった。

 前日は今季リーグ最多奪三振の右腕コールから右前打を放ったが、この日は2011年のサイ・ヤング賞右腕に抑え込まれた。第1打席はスライダーで空振り三振。4回先頭で迎えた第2打席は外角の88マイルのチェンジアップ(約142キロ)を打たされ二ゴロだった。

 6回の第3打席は高めの96.8マイル(約156キロ)の直球に空振り三振。9回の最後の打席でも95.9マイル(約154キロ)のストレートにバットが空を切った。5試合ぶりの無安打に終わり、3三振は今季2度目。文字通りの完敗だった。

 MLBは公式ツイッターで、対戦シーンを公開。「ジャスティン・バーランダー vs ショーヘイ・オオタニは我々が求めていたマッチアップだ」と記すると、ファンも対決に注目していた様子。コメントが相次いだ。

「意外にも、バーランダーに手も足も出なかったな!」
「彼ら2人の戦いは、始まったばかりだ」
「オオタニだけでなくトラウトも黙らせた。凄まじい」
「オオタニにとっては悔しい惨敗となったな」
「完全に翻弄された。オオタニにとっては明確な完敗と言うしかない」

 好投手を打ち崩してきた大谷だったが、この日完封勝利を成し遂げたバーランダーの前には沈黙。それでも見応えのあった勝負には違いなかった。これからも対戦があるだろう両者。リベンジに期待したいところだ。(THE ANSWER編集部)