今季2ゴール目となる先制点を奪った興梠。仙台戦にはめっぽう強い。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1リーグは4月7日、6節の5試合を開催。埼玉スタジアムでは、浦和レッズ対ベガルタ仙台の一戦が行なわれ、浦和が1対0で勝利し、今季リーグ戦初勝利を飾った。

 大槻毅新監督が就任して初のリーグ戦でのゲームとなった浦和は、立ち上がりから仙台のディフェンスラインの裏を狙う攻めを見せチャンスを作り出す。すると5分、後方からのややアバウトなロングフィードにうまく抜け出した興梠慎三が、巧みなボールコントロールで仙台DFの平岡康裕をかわすと、右足でゴールに流し込んだ。浦和が序盤、エースの2戦連続弾で先制する。

 序盤のゴールでリズムを掴んだかに見えた浦和だが、その後訪れたチャンスを逸すると、仙台も押し返し試合は一進一退に。仙台は古巣との対決となった石原直樹が再三チャンスを掴み、決定機も迎えるがシュートは枠を捉え切れない。

 一方の浦和は、前節の磐田戦に続き新加入のナバウトが途中出場で前線に起点を作るものの、こちらも決め手を欠いて勝利を決する追加点を奪うことができない。

 結局、試合は1-0でタイムアップ。浦和が大槻新体制の初陣で、今季リーグ戦初勝利を飾った。浦和はリーグ成績を1勝2分3敗とした。一方の仙台は、リーグ6戦目で初の黒星。リーグ成績を3勝2分1敗としている。

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