作家・伊坂幸太郎の“初”にして“唯一”の恋愛小説集を三浦春馬主演で映画化する『アイネクライネナハトムジーク』が今冬に公開される。この度、新たに多部未華子、原田泰造、矢本悠馬らの出演が発表された。

原作「アイネクライネナハトムジーク」は、2014年に単行本が発売され、2017年に文庫化、現在に至るまでに42万部(電子書籍を除く)を売り上げるベストセラーで、「アイネクライネ」に始まり「ナハトムジーク」で終わる6章の短編から成る。6章の短編の中には、登場人物それぞれに伏線が敷かれ、最終章でそれが回収されるという伊坂ならではの仕掛けがあるが、映画でもそれが三浦春馬演じる佐藤という男を中心に展開していく。監督を『パンとバスと2度目のハツコイ』などで知られる今泉力哉が務める。

「劇的な出会い」を待つだけの男でマーケティングリサーチ会社勤務・佐藤役の三浦春馬をはじめ、「通称シャンプーさん」こと本間紗季役に多部未華子、佐藤の会社の先輩で妻と娘に逃げられる藤間さん役に原田泰造、佐藤の学生時代からの友人で変わり者の織田一真役に矢本悠馬が扮する。

さらに、森絵梨佳、恒松祐里、貫地谷しほり、MEGUMI、濱田マリ、八木優希、サンドウィッチマンの伊達みきお、富澤たけしの出演も発表された。

多部未華子 コメント

伊坂先生の作品でまたお声がけいただいて、とても嬉しく思っています。三浦さんとも、4年ぶりの共演になるので、今からとても楽しみです。原作の世界観に馴染めるように頑張ります。

原田泰造 コメント

今回この映画に出演できることが本当に嬉しいです。僕が演じるのは、妻に逃げられたサラリーマン藤間の役です。全力で頑張ります!

映画『アイネクライネナハトムジーク』は今冬に全国公開

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