AFX通信によると、NY原油11月物は27日、シンガポールの電子取引市場の時間外取引で、米国本土を襲ったハリケーン「カトリーナ」と「リタ」で被災した石油精製施設の精製能力不足への懸念から、石油製品の供給不安が再燃したことから買われ、シンガポール市場の午前中の取引で、NYMEX（ニューヨーク・マーカンタイル取引所）のWTI（ウエスト・テキサス・インターミディエート）原油先物11月物は、一時1バレル＝66.17ドルを付けた後、前日比13セント高の1バレル＝65.95ドルとなっている。NYMEX でのWTI原油11月物は26日、3日ぶりに反発し、前週末比1.63ドル高の1バレル＝65.82ドルで引けている。【了】