おうちごはん夏のご当地お土産特集・第5弾〜滋賀県〜

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おうちごはん夏のご当地特集も残すことろあと2つ。今回は「琵琶湖の水止めるぞ」でお馴染みの「滋賀県特集」です。みなさんご存知でしたか?実は、滋賀県って関西なんです。京都や大阪からのアクセスも良く、意外と観光地や名産品が多いのでぜひ帰省や旅行の際には滋賀に足を延ばしてみてくださいね。

滋賀県の魅力、伝えちゃいます!


編集長の出身地、三重県の上側に位置する滋賀県。
滋賀の県庁所在地である大津から京都へは電車で10分、大阪駅へは40分と抜群の交通利便性をもつため、2011年には人口増加率が全国3位に入るなどなんやかんや話題になったりしているのです。最近ではインスタでも人気の観光スポットなんかも増えてきています。


おいしい、かわいい。滋賀県のフォトジェニックスポット「ラ コリーナ近江八幡」

琵琶湖の次に知名度が高いと思われる滋賀の名産品「たねや CLUB HARIE」のバウムクーヘン。「ラ コリーナ近江八幡」にはたねや本社やフラッグシップ店など見どころ満載。インスタでも人気の屋根全面が芝に覆われたメインショップをぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか?


ラ コリーナ近江八幡 | たねや標高1100mから琵琶湖を展望。テラスカフェはインスタ栄え間違いなしの「びわ湖テラス」

2016年7月にオープンした「びわ湖テラス」。大人の山岳リゾートをテーマにハイセンスなインテリアやグルメが琵琶湖を一望しながら楽しめるという、これでもかというほどインスタグラムとの相性が抜群なカフェです。


【公式サイト】びわ湖テラス THE BIWAKO TERRACE |びわ湖バレイ Biwako Valley

もちろんここ最近滋賀県がちょっと話題というだけではありません。
滋賀県には京都や奈良と並ぶ歴史があり、世界遺産である比叡山延暦寺だけでなく、国宝や重要文化財の多さも日本トップクラス。松尾芭蕉や司馬遼太郎、白洲正子などが滋賀の地を深く愛したと言われています。


滋賀県のおすすめお土産5選


滋賀県の魅力が十分伝わったところで、筆者が独断と偏見で選ぶオススメの滋賀土産をご紹介。他ではなかなか知ることのできないローカルなお土産や絶品グルメまで、一度は滋賀県に行きたくなるラインナップです。


入手困難!空前絶後のフォトジェニック餅「多賀大社の糸切餅」

出典:https://www.instagram.com

モッチモチのお餅にレトロな3本ライン、滋賀県出身の方なら一度は見たことあるはず。
それもそのはず「糸切り餅」はなんと700年の歴史がある滋賀土産界のボスなのです。


糸切り餅の歴史は古く、なんと約700年前の
「蒙古襲来」にまでさかのぼります!

二度にわたる襲来に耐え忍んで戦い、蒙古軍は撤退。
取り戻した平和を祝福し、人々は神社仏閣へ
お供え物をしました。

多賀大社へのお供え物の中に、蒙古軍旗を
模した青と赤の三本線のお餅があり、
それが弓の弦で切られたものであったため
糸切餅と呼ばれるようになりました。
出典:しがトコ

こんなに歴史も古く、飴細工のような見た目なのにもかかわらず全国的な知名度が低い理由。それは賞味期限が「製造日を含めた2日間」なのでなかなか全国に出回らないのです。
「糸切り餅」はその名の通り三味線の糸で切られておりその職人技も圧巻。
ぜひ一度生で見てできたてを食べてみてくださいね。


牛に願いをミルクに夢を。お取り寄せスイーツグランプリ「山田牧場の贅沢チーズケーキ」

出典:https://www.instagram.com

うつわ好きさんなら信楽焼はご存知かもしれませんが、そんな陶器の町「信楽」にある山田牧場の「贅沢チーズケーキ」は絶品。
全体の46%がクリームチーズでできているためとっても濃厚。また、希少価値の高い生クリームを使用しているので一日数十本しか作ることのできないレア物です。

お取り寄せも可能なのですが、山田牧場は入場料と駐車料金が無料で、ゆったりとした自然を楽しむことができるのでぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか?


滋賀県甲賀市の牧場体験、チーズケーキ - 山田牧場〜公式ホームページ〜最高級和牛をおうちで。近江牛の老舗「松喜屋のビーフカレー」

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滋賀のグルメと言えばやはり「近江牛」。
秀吉の小田原攻めのときに高山右近が蒲生氏郷と細川忠興に近江牛を振る舞ったとされ、日本の肉用牛としてもっとも古い歴史があります。また、三大和牛のひとつとしても数えらています。

そんな近江牛をお土産として手軽に味わえる「松喜屋のビーフカレー」は明治初期から近江牛を日本全国に広めたとされる老舗「松喜屋」のシェフ手作りの逸品。
滋賀の南部に位置する石山にある「松喜屋」は一階が精肉店、二階がレストランになっています。
国宝である石山寺の観光とともに近江牛を味わってみても良いかもしれませんね。


派手好き織田信長が赤くさせた?!「近江八幡の赤こんにゃく」

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滋賀の家庭だと御節やおでんなどでもよく見る「赤こんにゃく」。
一見辛そうに見えますが、この赤さは鉄分で染めているため辛くはなく健康に良いんです。ちなみに味は全く普通のこんにゃくですが、味付きも売っています。

なぜ滋賀で赤こんにゃくが普及したのかというと、諸説ありますが一番有名なのは「織田信長が赤くしろ言ったから」説。
八幡堀や新町通りなど城下町の風情が残る近江八幡の土産話と一緒に「赤こんにゃく」もいかがですか?


赤こんにゃくの乃利松滋賀の古酒蔵。冨田酒造で造られる幻の銘酒「七本鎗」

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個人的にもっともオススメしたいお土産がこちら冨田酒造で作られる日本酒「七本鎗」。
賤ケ岳の戦いで秀吉を勝利へ導いた七人の若武者「賤ヶ岳の七本槍」に由来しています。

造っているのは1534年から続く冨田酒造。江戸時代には参勤交代で滋賀を訪れた多くの人が「七本鎗」を嗜んでいたと言われています。北大路魯山人も湖北地域に滞在していた頃、愛飲していたそうです。

滋賀の地元品種であるお米と豊かな水を最大限に味わえるこのお酒をぜひ多くの方に飲んでいただきたいです。


実はこれ滋賀県うまれなんです!


日本茶と言われると「静岡」や「京都」のイメージが強いかと思いますが、実は日本茶って滋賀県で生まれたと言われているのです。(※諸説あります)



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今からおよそ1200年前の805年に唐(現在の中国)から持ち帰られたお茶の種を比叡山麓に撒いたことが茶樹伝来の始まりといわれているそうです。
滋賀県の県庁所在地である大津市の日吉神社には「日本茶のふるさと」として「日吉茶園」があります。


日吉茶園について
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意外かもしれませんが滋賀県には広大な茶畑がいくつかあり、滋賀で作られる近江茶は品評会でも賞を独占したりと高い評価を受けています。
特に、日本五大銘茶である「朝宮茶」は滋賀の地形を生かして栽培されており、その土地は日本でも最上の茶産地として有名なんだそうです。
最高峰の日本茶を滋賀のお土産にどうですか?


お茶の山本園 - 信楽・朝宮茶の産地直送 公式サイト

もう琵琶湖だけなんて言わせない、歴史と情緒に溢れる滋賀県


他ではなかなか知ることのできないお土産も魅力的ですが、歴史的背景や観光スポットも充実しており、若年層から年配の方まで幅広い層に楽しんでいただける場所だと思います。

おうちごはん夏のご当地特集も残すところあと1ヶ所。
ラストを飾ってくれるのは「長崎県」代表のmicoさん。
最近巷で話題の「滋賀県名物彦根ちゃんぽん」がじわじわとその座を脅かしておりますが(私個人の見解です)、本家長崎の魅力はどんな感じなのでしょうか?!


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しがトコ | 滋賀を自慢したくなるローカルメディアしがトコさん (@shigatoco) - Instagramこれまでのご当地特集:
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