「Splatoon2」先行試射会に参加してみた、めちゃめちゃ楽しい
これが発売されたらNintendo Switchを買う、という人が身の回りに多い『Splatoon2』。前作『Splatoon』のときと同じく、先行試射会が開催されている。
日程は3月25日(土)と26日(日)。それぞれ4:00〜5:00、12:00〜13:00、20:00〜21:00に行われる。このうち、25日(土)4:00〜5:00に参加したのでレビューしたい。なお、今回は体験版なので、製品版とは若干異なる部分があるかもしれないことをご了承いただきたい。
このゲームはいわゆる三人称視点のシューティングゲーム、TPS。他のゲームと異なるところは、各キャラクターがヒトとイカの姿を切り替えながら戦うということ。また、相手を倒すのではなく、いかにインクで多くの地面を塗りつぶせるかという、「なわばりバトル」で勝敗が決まることだ。
2015年5月28日にWiiU用ソフトとして発売以来、世界中で人気のシリーズとなった。『Splatoon2』はNintendo Switchでの発売が予定されており、今回はその体験版というわけだ。
試射会はNintendo Switchで体験版ソフトをダウンロードして行う。時間外に起動しても、エラーメッセージが出て遊べない。
時間になると(実際には5分ぐらい前からできた)、まずはチュートリアルを行う。ここで一通りの操作を確認しよう。前作からやっていた人が一番とまどうのがジャンプの操作かもしれない。前作では(ついでにいうと、同じSwitchのゼルダの伝説でも)ジャンプは「X」ボタンのところ、今作では「B」ボタンになっているからだ。
チュートリアル時点では設定をいじることはできない。武器を選択する画面で、「オプション」(+)ボタンで変更できる。
特に重要なのはカメラオプションだろう。ジャイロ操作の感度から、オンオフ、スティックで操作する際のカメラ反転等を設定できる。視点を変え、狙いを付けるのがキモのゲームなので、納得のいく設定にしたい。
設定を変更し、武器を選んだらいよいよ「なわばりバトル」だ。ブキはスプラシューター、スプラローラー、スプラチャージャー、スプラマニューバの中から選ぶ。
以前と同じブキでも、調整がされていて若干操作感覚が異なるようだ。たとえばスプラローラーでは、ローラーを振る際に地上では横振り、空中では縦振りとなりより遠くまでインクが届くようになった。
他にもサブウエポンやスペシャルウエポンが違っているので、この機会にいろいろ試してみよう。
対戦時に一番戸惑ったのは、「X」ボタンだ。ジャンプをしようと思って「X」を押すと、マップが開いてしまう。前作では常にゲームパッドにマップが表示されていたのだが、手元に画面がないSwitchではボタンで呼び出すようになり、それが「X」に割り当てられているのだ。
何が問題かというと、前作のノリでジャンプをしようとしたらマップを開いてしまい、しかもマップ画面では周囲がぼやけて表示されるため、自分やすぐ近くにいる敵の動きを把握できないし、狙いをつけられない。
マップを開かないでジャンプができるよう、慣れるまで時間がかかった。前作をやりこんだ人ほど間違えやすいと思われるので注意したい。
試射会では通信エラーも1度だけで、とくにラグや処理落ち等もすることもなく快適に遊べた。最初は心配していたゲームパッドじゃなくコントローラーを使うという部分も、ジャンプボタンの違いに慣れた後は何も問題がなかった。
新しいマップ「バッテラストリート」「フジツボスポーツクラブ」の構造を把握できていないプレイヤーが多いためか、とんでもないところから不意打ちされることも少ない。ギアがそろっていないせいか、インク切れが心持ち早いような気もするし、安全シューズのような装備がないので敵のインクを踏むとかなり動きが鈍ってしまう。
でも、それが新鮮で、改めてSplatoonの楽しさを実感できた。楽しすぎて、眠かったはずなのに1時間(実際には10分ほどつなげっぱなしにしていたら遊べた時間があった)が本当にあっという間に終わってしまったほどだ。
このあと、5回ほど試射会があるが、可能な限り遊ぶ予定だ。もし当たったらお手柔らかにお願いしたい。
(杉村 啓)
日程は3月25日(土)と26日(日)。それぞれ4:00〜5:00、12:00〜13:00、20:00〜21:00に行われる。このうち、25日(土)4:00〜5:00に参加したのでレビューしたい。なお、今回は体験版なので、製品版とは若干異なる部分があるかもしれないことをご了承いただきたい。
Splatoonシリーズとは
このゲームはいわゆる三人称視点のシューティングゲーム、TPS。他のゲームと異なるところは、各キャラクターがヒトとイカの姿を切り替えながら戦うということ。また、相手を倒すのではなく、いかにインクで多くの地面を塗りつぶせるかという、「なわばりバトル」で勝敗が決まることだ。
2015年5月28日にWiiU用ソフトとして発売以来、世界中で人気のシリーズとなった。『Splatoon2』はNintendo Switchでの発売が予定されており、今回はその体験版というわけだ。
チュートリアルと設定変更
試射会はNintendo Switchで体験版ソフトをダウンロードして行う。時間外に起動しても、エラーメッセージが出て遊べない。
時間になると(実際には5分ぐらい前からできた)、まずはチュートリアルを行う。ここで一通りの操作を確認しよう。前作からやっていた人が一番とまどうのがジャンプの操作かもしれない。前作では(ついでにいうと、同じSwitchのゼルダの伝説でも)ジャンプは「X」ボタンのところ、今作では「B」ボタンになっているからだ。
チュートリアル時点では設定をいじることはできない。武器を選択する画面で、「オプション」(+)ボタンで変更できる。
特に重要なのはカメラオプションだろう。ジャイロ操作の感度から、オンオフ、スティックで操作する際のカメラ反転等を設定できる。視点を変え、狙いを付けるのがキモのゲームなので、納得のいく設定にしたい。
Xボタンに注意
設定を変更し、武器を選んだらいよいよ「なわばりバトル」だ。ブキはスプラシューター、スプラローラー、スプラチャージャー、スプラマニューバの中から選ぶ。
以前と同じブキでも、調整がされていて若干操作感覚が異なるようだ。たとえばスプラローラーでは、ローラーを振る際に地上では横振り、空中では縦振りとなりより遠くまでインクが届くようになった。
他にもサブウエポンやスペシャルウエポンが違っているので、この機会にいろいろ試してみよう。
対戦時に一番戸惑ったのは、「X」ボタンだ。ジャンプをしようと思って「X」を押すと、マップが開いてしまう。前作では常にゲームパッドにマップが表示されていたのだが、手元に画面がないSwitchではボタンで呼び出すようになり、それが「X」に割り当てられているのだ。
何が問題かというと、前作のノリでジャンプをしようとしたらマップを開いてしまい、しかもマップ画面では周囲がぼやけて表示されるため、自分やすぐ近くにいる敵の動きを把握できないし、狙いをつけられない。
マップを開かないでジャンプができるよう、慣れるまで時間がかかった。前作をやりこんだ人ほど間違えやすいと思われるので注意したい。
あっという間の1時間
試射会では通信エラーも1度だけで、とくにラグや処理落ち等もすることもなく快適に遊べた。最初は心配していたゲームパッドじゃなくコントローラーを使うという部分も、ジャンプボタンの違いに慣れた後は何も問題がなかった。
新しいマップ「バッテラストリート」「フジツボスポーツクラブ」の構造を把握できていないプレイヤーが多いためか、とんでもないところから不意打ちされることも少ない。ギアがそろっていないせいか、インク切れが心持ち早いような気もするし、安全シューズのような装備がないので敵のインクを踏むとかなり動きが鈍ってしまう。
でも、それが新鮮で、改めてSplatoonの楽しさを実感できた。楽しすぎて、眠かったはずなのに1時間(実際には10分ほどつなげっぱなしにしていたら遊べた時間があった)が本当にあっという間に終わってしまったほどだ。
このあと、5回ほど試射会があるが、可能な限り遊ぶ予定だ。もし当たったらお手柔らかにお願いしたい。
(杉村 啓)