震源はまた東北(気象庁の公式サイトより)

写真拡大

2017年2月28日16時49分ごろ、福島県沖を震源とするマグニチュード(M)5.6の地震が発生し、宮城県岩沼市や福島県相馬市などで震度5弱の揺れを観測した。

東日本大震災が起きた3月11日を目前に控えた時期だったこともあってか、ネットでは「どきっとした」などと驚きの声が寄せられた。

東北新幹線が一時停電

気象庁によると、震源地は福島県沖で震源の深さは約50キロ。宮城県岩沼市や福島県相馬市、楢葉町、双葉町で震度5弱を観測した。この地震による津波の心配はないという。

東北新幹線は一時停電、福島県の新白河駅と宮城県の古川駅の間で上下線とも運転を見合わせていたが、ほどなく運転を再開している。一方、東北本線は16時49分頃から、仙台〜福島駅間の上下線で運転を見合わせた。

福島県沖を震源とする地震は2月26日夜にも起こったばかり。加えて、東日本大震災の発生日が直前に迫っていたこともあり、ツイッターでは

「6年前の311直前も、よく揺れていた。なんだか、とっても不安」
「なんか6年前思い出す」
「大きめの地震が来るたび 津波と原発心配する」
「どきっとした...」

と不安の声が相次いだ。

また、人気ヴィジュアル系バンド「仙台貨物」のイガグリ千葉さんは、停電中の東北新幹線車内の写真をツイッターに投稿し、

東北新幹線停電中... トンネルの中だす怖いよ?(;_;) 地震みんな大丈夫がい??」

と呼びかけた。