エコで便利、そしてお洒落な魔法瓶。ステルトンのバキュームジャグ
1960年初頭にデンマークで誕生したステルトン社
食器類からキッチン雑貨、アクセサリーなどを幅広く取り扱うステルトン社は、1960年初頭にデンマークで誕生しました。ステンレスとABS樹脂を使用し機能性もありながら洗練されたフォルムのアイテムは、国際的デザイン賞を受賞したものも多く世界中で愛用されています。
ステルトン社はシーランドの北西に位置する小さな町、ファーバイレ・スタッシュンスブゥにあるダンスク・ロストフリト社のステンレス・スチール製容器を販売するために1960年代初頭に設立。1964年に一流の建築家でありデザイナーのArneJacobsen(アルネ・ヤコブセン)と手を組み、今もなお販売され続けているロングセラー商品「シリンダライン」を生み出し、その後もエリック・マグヌッセンとの協力のもと数々の逸品を生み出してきました。出典:stelton
その結果生まれたのが、1967年に発売され現在も有名なArne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)によってデザインされた「Cylinda-Line」で、発売されてすぐに、その落ち着いた機能的なデザインに多くの注目が集まりました。デンマーク及び世界各国でCylinda-Lineは最高の評価を得て、世界的なブランドになりました。
1971年にArne Jacobsenが亡くなった後、デンマークの陶磁器メーカー「Bing & Grondahl」での功績が高く評価されていた若手デザイナーのErik Magnussen(エリック・マグヌッセン)と協力関係を築きました。ユニークな揺れるストッパーの付いたステンレスのバキュームジャグを1977年に発表。このアイテムは現在に至るまで、一番売れている大ヒット製品です。
ステルトン社の多くの製品はNYの近代美術館(MOMA)、クーパー・ヒューイット美術館、フィラデルフィア美術館、ロンドンのヴィクトリア&アルバート美術館、ミュンヘン国立工芸博物館、コペンハーゲンの装飾工芸博物館などに収蔵されています。
ステルトンのアイコンであり、名品バキュームジャグ
1977年にデザイナー エリック・マグヌッセンが手がけたバキュームジャグは、「調和の取れたテーブルセッティング」をコンセプトに掲げるステルトン社を代表する作品でありロングセラーアイテムです。
サイズは0.5Lと1Lの2種類。
蓋は傾けるだけでお湯が出る「卓上用ストッパー」と、移動や保温用に最適なねじ込み式の「ピクニックストッパー」の2種類があり、用途によって使い分けができます。機能はシンプルながら、いき届いた設計で長く使えます。
豊富なカラー展開も人気の秘密。どこかクラシカルなカラーは、品良くキッチンやダイニングのアクセントになります。
ステルトン バキュームジャグの使い勝手は?
ステルトンのバキュームジャグの注ぎ口は大きく開き、やかんからお湯がそそぎやすい設計になっています。
コーヒーポットとして使う場合は、バキュームジャグに直接ドリッパーを置いてコーヒーを抽出。注ぎ口が平らだから、ドリッパーも安定します。この使い方ができるのは便利ですね。
また、「だし」をとる「だしポット」として使っている人も。昆布や鰹節と水をバキュームジャグに入れて一晩冷蔵庫に入れておけば、美味しい水出しの「だし」が取れます。
ステルトンのジャグは、他にも種類があります
ステルトンのクリアなウォータージャグ。蓋がパカッとはずれるので、洗いやすいと好評です。
クリアだから、ハーブやフルーツを入れたデトックスウォーターの美しさも楽しめますね。
出典:https://www.instagram.com
こちらはフィルター付きで浄水機能がついたウォータージャグ。ブリタの浄水カートリッジ(MAXTRAフィルターカートリッジ)専用です。
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