オランダ代表でもエースを張るファン・ペルシ。広島入りが実現すれば、Jリーグの歴代助っ人のなかでもトップクラスの実績を持ったFWの到来となる。 (C) Getty Images

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 2月2日、トルコメディア『Fotomaç』は、サンフレッチェ広島がトルコ・リーグのフェネルバフチェに所属するオランダ代表FWのロビン・ファン・ぺルシの獲得に動いていることを伝えた。
 
 同メディアは、「サムライが“ロビン・フッド”にオファーか?」と見出しをうち、広島の代理人がファン・ぺルシの獲得の可能性を探ったと報じ、フェネルバフチェ側が放出する場合の希望額を提示したと報じた。
 
 また、同メディアはその希望額が650万ユーロ(7億8000万円)で、「Jリーグの移籍期限である2月末まで動向に注目すべき」と報じている。
 
 アーセナルやマンチェスター・Uなどで活躍してきたファン・ぺルシは、2015年の夏にフェネルバフチェに加入。昨シーズンはトルコ・リーグで31試合に出場して16ゴール。今シーズンはここまで16試合で6ゴールに止まるが、オランダ代表では同国最多の51ゴールを挙げている正真正銘の大物だ。

 また、地元紙「AKSAM」は、「日本にルーカス・ポドルスキを連れて行くことに失敗した代理人が、今回のファン・ペルシ獲得のためのフェネルバフチェの扉を叩いた」と報じている。
 
 トルコとJリーグといえば、ガラタサライの元ドイツ代表FWのルーカス・ポドルスキの獲得にヴィッセル神戸が乗り出すも、金額面で折り合いがつかずペンティング状態となっている。現在33歳のファン・ぺルシとフェネルバフチェとの契約は2018年6月までで、獲得には移籍金が必要だが、果たしてどうなるのか?

 その動向に注目したい。