“ヒルトン最高級”、日本初上陸
ヒルトングループの最高級ブランドのホテル「コンラッド東京」が1日、東京都港区の汐留再開発地区に開業した。
同日、オープニングセレモニーが開かれ、コンラッド東京のヤン・モンケディーク総支配人は「高級感と地域性を掛け合わせた心安らぐ空間を約束する」とあいさつ。関係者など約200人が集まり、開発を担当した森トラスト<8961>の森章社長と住友不動産<8830>の高島準司社長、施工を担当した竹中工務店の竹中統一社長らがテープカットした。
「コンラッド」は、同地区に05年2月に完成した「東京汐留ビルディング」(地上37階・地下4階建て)の1─3階部分と28─37階部分に入り、客室数は290室。うち68室がスイートルーム(72、130平方メートル)だという。宿泊代はスタンダードルーム(48平方メートル)で平均6万円と都内最高級クラスだ。経営するレストラン3店でミシュランから合計7つの星を与えられた英国の料理人、ゴードン・ラムゼイ氏がアジアで初めて出店するフレンチレストランも入る。
施設デザインには、「墨絵」や日本の伝統建築の「門」を意識し、黒や茶を基調とした“和のモダンデザイン”を演出。各部屋では、レインボーブリッジなど東京湾に面したお台場地区と、汐留地区の高層ビル群のいずれかの眺望が、天井高3メートル一面のガラス窓から楽しめる。都営地下鉄大江戸線の汐留駅に直結しており、銀座などのショッピングエリアや、浜離宮、東京タワーをはじめとする観光スポットにも近い。
「コンラッド」ブランドは、ヒルトンの米社と英社が2000年から共同で手掛け、世界の主要都市やリゾート地に17軒のホテルを展開している。日本への進出は今回が初めて。「東京汐留ビルディング」(総工費807億円)を所有する森トラストが誘致、同社が100%出資する「MT&ヒルトンホテル」が経営主体となり、ヒルトングループに運営委託している。【了】
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施設デザインには、「墨絵」や日本の伝統建築の「門」を意識し、黒や茶を基調とした“和のモダンデザイン”を演出。各部屋では、レインボーブリッジなど東京湾に面したお台場地区と、汐留地区の高層ビル群のいずれかの眺望が、天井高3メートル一面のガラス窓から楽しめる。都営地下鉄大江戸線の汐留駅に直結しており、銀座などのショッピングエリアや、浜離宮、東京タワーをはじめとする観光スポットにも近い。
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