XFN-ASIAによると、中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は27日、スイス・バーゼルのBIS(国際決済銀行)中央銀行総裁会議に出席し、「中国の金利水準は適切」との見方を示した。中国国営新華社通信が28日付で報じた。

  それによると、同総裁は、景気については、「経済成長は堅調で、インフレ率は低下している」と述べた。そして、「金利水準を判断するには、原油価格の動向と、原油・原料価格の変動に注意しなければならない」と指摘した。また、今年の穀物収穫高もインフレ圧力となりうるとした。 【了】