ユヴェントスGKジャンルイジ・ブッフォンが14日、イタリア『メディアセット』のインタビューで、2018年のワールドカップ(W杯)を最後に、現役を引退する予定だと改めて認めた。

来年1月で39歳になるブッフォンだが、いまだ衰えを知ることなく、セリエAで5連覇中の絶対王者ユヴェントスで不動の守護神を務めている。キャプテンとしてのリーダーシップはもちろん、その人間性も高く評価される「生けるレジェンド」だ。

2018年のロシア大会で史上最多となる6度目のW杯出場を目指すブッフォンは、以前から同大会でユニフォームを脱ぐ考えを明かした。『メディアセット』でのインタビューでも、2018年以降の現役続行の可能性は限りなく低いと述べている。


「2018年W杯で引退と考えている。かなり確信しているよ。もう1シーズン続ける可能性はほんのわずかしかない。自分と会長だけが知っていることだ。でも、実現は難しいだろう」

2006年のW杯優勝をはじめ、数々の栄光を手にしてきたブッフォン。その雄姿を見られるのは、あと1年半となるようだ。

なお、ブッフォンは最近口ヒゲをはやしていることが話題となったが、家族からは不評を買ったようだ。


「賭けに負けたとかではやしているのかって? 違うよ。そういうんじゃない。たんにカミソリがなくなって、それも運命かなと思い、そのまま放っておいてみたんだ。でも、もうちょっとしたら剃るよ。家族の間じゃあまり成功にならなかったから…」