10日のブンデスリーガ第14節は、予想外の展開となった。首位に立っていたライプチヒがまさかの黒星を喫し、バイエルン・ミュンヘンに勝ち点で並ばれたのだ。

今季旋風を巻き起こしているライプチヒは、アウェーとはいえ最下位のインゴルシュタットとの一戦だった。一方、バイエルンの相手は、今季は低迷しているものの、強豪の一角ヴォルフスブルク。戦前の予想では、バイエルンがライプチヒに食らいつけるかどうかがポイントとなった。

ところが、ライプチヒはインゴルシュタットに0-1とよもやの敗戦。一方でバイエルンはヴォルフスブルクを5-0と一蹴した。その結果、バイエルンとライプチヒは勝ち点で並び、得失点差で上回るバイエルンが首位に浮上したのだ。

当然、バイエルンは喜びに沸いており、ライバル相手に金星をあげたインゴルシュタットにも感謝している。カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは試合後、ミュンヘンの特産品である白ソーセージと白ビールをインゴルシュタットにプレゼントすると語った。


インゴルシュタットもバイエルンの申し出を喜んでいるようだ。


ちなみに、バイエルンはこの日の夜、チームでクリスマスパーティーを開いている。バイエルンの選手たちにとっては最高の一日となったようだ。