AFX通信によると、インドネシア・チェプ鉱区の石油・天然ガス田の採掘契約延長で、インドネシア政府と石油最大手エクソンモービルの交渉が24日、大詰めを迎えた模様だ。インドネシア政府筋が24日明らかにした。

  インドネシア国営石油公社プルタミナの交渉チームの広報担当者は、記者団に対し、「弁護士が最終合意の草稿を練っており、あとは細目の条件を詰めるだけで、午後にも合意に至る見込み」と述べた。一方、エクソンモービルのジャカルタ支社の広報担当者は、「建設的な話し合いが進んでいる」とコメントするにとどまった。 

  契約は2010年に切れるが、インドネシア政府は、収益配分の引き上げをエクソンに求めていた。チェプ鉱区には6億バレルの原油埋蔵量があると予測されている。 【了】