「ピピピって音なかったら即死」 猛毒魚を「キモ醤油にして食べます」の釣り人、Twitterの助言で命拾い
「でっかいカワハギ釣りました!これからキモ醤油にして食べます!」--大きな魚を海で釣り上げた喜びの声がTwitterに投稿された。しかし、ほかのTwitterユーザからの指摘によって、この魚は猛毒を持つソウシハギであることが判明。食べる直前、Twitterの通知機能でこの指摘に気づき、釣り人は一命を取り留めた。
投稿されたのは、灰色の体に青色の模様が散在した大きな魚。Twitterには釣果を祝福するコメントのほか、「これカワハギではありませんソウシハギという猛毒を持つ魚です」、「こりゃソウシハギで間違いないですね… 」といった指摘が寄せられていた。しかし、これ以降Twitterが更新されなかったため、釣り人の安否が心配されていた。
そして約9時間後、圏外と電池切れで連絡ができなかったという釣り人は無事を報告。「現地の人はウスバハギって言ってたんだけど本当か?って思いながらTwitterみたらリプ飛んできた」、「ピピピって音なかったら即死」だったと振り返った。釣ったソウシハギは、猛毒と知った後すぐにリリースしたという。Twitterには、安堵の声やTwitterの拡散力に驚いたというコメントが寄せられている。
ソウシハギは、内蔵にフグの70倍の毒「パリトキシン」を持っている。内蔵を食べると、激しい筋肉痛や呼吸困難を起こしたり、重篤の場合は顔面蒼白となり、早いと15分程度で死に至ることもある。
でっかいカワハギ釣りました!!
— ならティガ (@narathiga) 2016年11月19日
これからキモ醤油にして食べます!!! pic.twitter.com/Lw5fWdNmdQ
ソウシハギについてですが
— ならティガ (@narathiga) 2016年11月19日
注意のリプを貰ったときにリリースしました
特に〆などを行わなかったため個体は泳ぎ去りました
また、浮上しなかった件に関してですが圏外だったのと電池切れが原因で遅くなってしまいました
お騒がせして申し訳ありません