体調不良でANNを欠席した星野源

 歌手で俳優の星野源(35)が19日深夜のニッポン放送『星野源のオールナイトニッポン』を欠席した。喉の不調と発熱によるもので、自らの公式ツイッターでは「楽しみに待っていてくれたリスナーの皆様ごめんなさい」と謝罪。同じ事務所のPerfumeが急きょ代役を引き受けた。その星野は直前に、テレビ朝日系『ミュージックステーション ウルトラFES 2016』に生出演し、タモリが「星野源太クンです」と言い間違えるハプニングも。ノリノリで「星野源太で〜す」と自己紹介し、楽曲「SUN」を熱唱していた。

 星野は19日夜、自身の公式ツイッターを更新。「こんばんは星野源です。実は数日前から過労からくる喉の不調と熱があり、今日もラジオやる気満々だったんですが、スタッフに止められ、大事をとって今週のANNを急遽お休みさせて頂くことになりました」と自らがパーソナリティーを務める『星野源のオールナイトニッポン』を欠席することを報告した。

 続けて、「楽しみに待っていてくれたリスナーの皆様ごめんなさい」と、お詫びの文面をしたため、「ピンチヒッターをなんと、Perfumeの皆さんが引き受けてくれました。本当にありがとう。今日はしっかり休んで回復したいと思います! 星野源より」と感謝を綴った。

 Perfumeは番組冒頭で、星野に代わってパーソナリティーを務めることを報告。同じ事務所である星野のピンチは、助け合いが必要であることなどを話し、「私たちも源さんのファンなのでぜひやらせてください」との気持ちで代役を引き受けたことを伝えた。

■Mステではタモリの名前間違いに好対応も

 星野はそれに先立つ19日、テレビ朝日系『ミュージックステーション ウルトラFES 2016』に生出演。その際、ちょっとしたハプニングがあった。

 ロックバンド・THE YELLOW MONKEYに続いての出演となった星野。歌手の平井堅と同じタイミングでタモリとのトーク披露となったが、その際、タモリが「続いては星野源太クンと平井堅クンです」と紹介。“星野源”ではなく、“星野源太”と間違って紹介した。

 これに星野はすぐに気づき、相好を崩しながら、「今、源太君って言いましたよね、タモリさん」とツッコミ。タモリも「何で“太”がついちゃったんだろう」と困惑気味に自身を振り返った。

 星野はさらに、「これから源太くんでも、もう良い気がしますね。すごく良いですね。ありがとうございます」と、まんざらでもない様子でトークを続けた。

 そして、スーツ姿でキメてステージに立った星野は、人気楽曲の「SUN」を熱唱。イントロが流れ出すと、星野は「こんばんは〜星野源太で〜〜す、よろしくお願いします!」と、自らを“星野源太”と自己紹介。タモリのミスをむしろノリノリで受け止め、軽やかなメロディーにのせて歌唱した。

 出演終了後にはツイッターで、タモリの人形との2ショット写真を掲載。「星野源太の出演終了しました! 御覧頂いた皆様、ありがとうございました!」と、なおも“星野源太”を名乗りながら出演の喜びを伝え、ファンからは「いろんなところで、源太さんが使われそうです」など歓喜の声が挙がっていた。

 ところが、その数時間後に発表されたラジオ欠席の報告。そのため、星野のファンらは「しんどい中歌ってたんだと思うと胸が痛くなるなあ」「「『星野源太で〜〜す!』って言ってる時は元気に見えたんですが体調不良でラジオお休みと言っていたのでちょっと心配です…」などと、Mステでの元気なパフォーマンスとのギャップに驚きと心配の声を続々と挙げた。

 同時に、「源ちゃんこの時すでに熱があったんですよね そんな風には見せずに歌う源ちゃん…プロですね」「あぁ星野源太まじでお大事に… 具合悪いのによく1週間働いたな それにしてもいつも通りの星野だ」などと、星野の歌手としての姿勢に好印象を持つ人も多く見られている。