【話題】まわりが迷惑!「産後ハイ」かどうかわかる10の質問とその影響

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みなさんは、産後ハイという言葉をご存知ですか?

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これはその名の通り、出産後いつまでも異常に高いテンションでいる状態のこと。これだけなら、何となく楽しげな言葉ですよね。

しかし、続けば続くほど、周囲は大迷惑。そして、ゆくゆくは自分自身にも悪影響が出てしまうのです!

「何これ?」と心の中で思ったあの言動、実は産後ハイが原因かも……?

無自覚で嫌われてしまう前に、そんなことになっていないか知っておきたいですよね。

以下から、産後ハイかどうかがわかる簡単なチェックリストと対処法をご紹介します。まずは、10の質問に答えてチェックしてみましょう。

迷惑な産後ハイかどうかわかる10の質問

1・疲れているのに寝つきが悪い

2・気づくとじっとしていられなくて動き回る

3・子どもにキラキラネームなどの変わった名前をつけた(またはつけたくなった)

4・出産後に活動的になった

5・子どもを産んでから昔の友達に距離を置かれている気がする

6・繰り返し出産の時の話をする

7・自分は何でもできるような妙な万能感がある

8・「母親になるって素晴らしい!」と人に言いたくなる

9・出産後、人に子どもを産むことを勧めた

10・子どもを連れてどこにでも行く

この中に当てはまる項目が3つ以上あったら、産後ハイの可能性大!

出産という一大イベントが終了し、慣れない育児もあって、「心身ともに疲れているはずなのに、なぜか頭が冴えて眠れない……」と、訴えるママはたくさんいます。

あまり知られていませんが、これこそが産後ハイの特徴なのです。

産褥期の過ごし方は健康や体型に影響する

実は産後ハイ状態のまま、元気だからと睡眠時間を削って活動的に動き回ってしまうと、出産後の回復が遅れ、後々まで体のダメージが残ってしまいます。

昔から、出産後6週から8週までを産褥期と呼び、安静にする期間と言われてきました。

そう言われ続けてきたのは、ちゃんとした理由があるのです。

出産直後は、ずっと大きなお腹を抱えていた生活から解放され、体が軽く感じられるかもしれません。

でも、ママの体は、出産時には骨盤が開き、その後子宮が急速に収縮し始めるという、トンデモないくらいの大きな変化を短期間でしているのです!

子宮が収縮する大切な時に動き回ってしまうと、骨盤が開いたままになり、腰痛や尿漏れ、体型の崩れの原因になります。

こういった好ましくない状態になるのを防ぐために、産後1ヶ月は、赤ちゃんのオムツを替えたり、おっぱいをあげたりする以外の時間は、なるべく横になって過ごすことが大切です。

睡眠時間のためだけでなく、体を回復させるために安静にする時間を確保しましょう。

そのために周囲に協力を頼むことも重要です。

実家に協力が頼めない場合は、夫婦で話し合い、外部サポートや食事の宅配などをお願いすることも考える必要があります。

厄介な産後ハイになった時の2つの対処法

(1)セロトニンを増やす

「産後ハイ」の状態が永遠に続くわけではないことを知りましょう。

出産直後から3ヶ月くらいまでで治ることが多く、長くても1年以内には普通の状態に戻ります

産後ハイの原因は色々ありますが、大きな要因は、ホルモンバランスの乱れからくるものです。

対処法として有効なのは、神経伝達物質であるセロトニンを増やすことです。

豆腐、豆乳、納豆、チーズなどをよく噛んで食べたり、太陽の光を浴びたりすることで、セロトニンを増やすことができます。

(2)産後ハイを自覚する

もうひとつの対処法として有効なのは、今自分が「産後ハイ」であることを自覚すること。

産後ハイのときは、普段だったら言わない言葉を言ったり、行動をとったりするため、ともすると「無神経な人」と周りから思われてしまう場合があります。

出産や子育ては確かに素晴らしいことですが、世の中には産みたくても産めない方や、子育てをすることとは別のことに価値を見出す方もいます。

自分の価値観を押し付けるような言動は、気づかないうちに誰かを傷つけているかもしれないのです。

また、周囲の反対を押し切り、冷静になったらつけないであろう名前を我が子につけてしまい、あとから後悔するケースもあります。

言葉に出す前に、深呼吸をして一度「今これを言うことは適切か」と、問いかけるようにしてみましょう。

まとめ

いま、地味にネットで話題になっている産後ハイ。

終わったときに友達をなくしてしまったり、激しい後悔したりすることがないよう、しっかり自分の言動を確認してみてくださいね。

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