【海外発！Breaking News】米・特殊部隊の兵士が性転換で女性に！ アフガン派遣時には超マッチョ

マシンガンを抱えた超マッチョな姿がそれは雄々しかった、元・米陸軍特殊部隊の兵士。アフガニスタンにも派遣された彼は、しかし心の中でいつも「違和感」に苦しんでいたと話す。驚くべきカミングアウトは多くの人々に衝撃を与えたもようだ。

男性から女性へと転換を果たしたのは、オレゴン州ポートランド出身のアラナ・マクラフリンさん（32）。友人から“ライアン”と呼ばれていた少年時代から「女の子と一緒に遊ぶ方がしっくりくる。女の子に恋をすることはない」と感じていたが、それをカミングアウトすることがないまま成長した。

英メディア『Barcroft TV』の取材に「誰にもこの胸のうちを明かさず男らしく振舞う。それ以外に生きていく道はないと悩んでいた」と語ったアラナさん。ひげを伸ばして胴に大きなタトゥーを彫り、体を鍛えてハーレーダビッドソンにまたがる毎日。究極の選択は軍隊への入隊であったと説明した。しかし特殊部隊の兵士に上り詰めても幸福感や満足感を得ることはなかったという。

そしてアフガニスタン派遣を終えて帰国すると、「転換手術を受けて“アラナ”という女性として生きたい」という衝動を抑えることはもはや難しいと感じるようになり、周囲に告白するとともに軍を除隊。専門医のもとで女性ホルモン投与を始め、友人らが支援してくれたことから2012年には性転換手術をスタートさせた。

「残念ながら両親はその事実を受け入れてくれませんが、自分自身にも周りにも嘘をついていない今の生き方はとても気分が良いです」と語るアラナさん。現在は溶接業に従事して生計を立てており、自慢の腕力と女性らしい繊細さの両方を発揮できるその仕事をとても気に入っている様子だ。最後に「正直者になったことへのご褒美なのか、出ベソだったのが引っ込んだんですよ」とジョークすら飛ばした。

出典：http://www.insideedition.com
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）