世界中を騒然とさせている、米大統領選で共和党の候補者となるドナルド・トランプ氏。

「メキシコとの国境に万里の長城を建設する。もちろん費用はメキシコ持ちだ」

「日本の自動車に38%の関税をかける」

不動産王でありメディアにも頻繁に登場してきた有名人でもある彼の暴言は賛否両論。そこでアダルトビデオ監督・実業家の村西とおるさんに話を聞いた。

「トランプは4回も破産しているにもかかわらずリベンジをして何度もチャレンジし、大統領にまでなろうとしている、田中角栄を彷彿とさせる規格外の男。1度失敗してしまうと再起を図ろうとしない男たちは見習ってほしい!」

男性としても魅力的だと絶賛。

「結婚と離婚を繰り返すあの脂ぎったエネルギッシュさ。財力と知力、オスとしての魅力を兼ね備えている彼なら、女性は“抱かれてもいい”と思ってしまうんじゃないか?」

実業家の目線で見ても、その戦略はうなるものがあるようだ。

「彼は大衆が喜ぶことを熟知した天性のトリックスター。自己満足で発言しているように見えるけれど、大衆を振り向かせる言動ができる時点で人の上に立つ素質は大いにある。

当選してから大統領がするべきことを考えればいいわけで、今はいかにして大統領になるかだけを考えている。合理的かつ大胆な戦略には惚れぼれしますよ」